キャンプに使う5種類のランタンの特徴と失敗しない選び方

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キャンプで使うランタンには、燃料の種類やサイズが小さなものから大きなものまで、バリエーションがたくさんあります。

そのため、「どのランタンを選べば良いのかわからない」と悩む初心者キャンパーの方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ランタンの種類と特徴、選び方を解説します。

さらに、実際にキャンプ場でランタンを使用するときの注意点にも触れています。

ランタン選びで失敗したくない方、自分にぴったりのランタンが欲しい方は、ぜひ最後までご覧ください。

アウトドアブランドのWAQでは、キャンプのメインランタンとして使えるLEDランタンを販売しています。

防水・防塵機能つきなので、突然の悪天候でも安心です。

便利なモバイルバッテリー機能も搭載しています。

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目次

キャンプに使うランタンの種類と特徴

ランタンは大きく分けて5種類あります。

  • 種類1 オイルランタン
  • 種類2 LEDランタン
  • 種類3 ガスランタン
  • 種類4 キャンドルランタン
  • 種類5 ガソリンランタン

それぞれに特徴があるため、キャンプシーンによって使い分けることをおすすめします。

ランタン4種の画像

それでは種類別に特徴を解説していきます。

種類1 オイルランタン

オイルランタンを点灯している様子

オイルランタンとは、灯油やパラフィンオイルを燃料にしたランタンのことです。比較的安価で手に入るため、初心者でも集めやすいキャンプギアになります。

オイルランタンの特徴は以下のとおりです。

  1. 燃料が安い
  2. 「加圧式」と「非加圧式」がある
  3. テーブル上を照らす程度の光
  4. 火傷の危険がある
  5. 吊り下げて使用できる

テーブルランタンとして使うことで、ユラユラとゆらめく炎を眺めながら、キャンプの雰囲気を存分に楽しめます。

そのほかにも、ランタンスタンドに引っかけたり、コンテナボックスやラックの上に置いたりして、オイルランタンの淡い明かりを観賞するのもおすすめです。

燃料にハーブ系のパラフィンオイルを使えば、虫除け対策も可能です。

オイルランタンには「加圧式」「非加圧式」がある

オイルランタンには、「加圧式」と「非加圧式」の2タイプあります。

加圧式のランタンは、「ポンピング」という点火前に燃料タンクに空気を送り込む必要があります。

非加圧式よりも加圧式のほうが明かりが強く、高価なものが多いため、どちらかというとマニア向けのランタンです。代表的な加圧式ランタンには「ペトロマックス」が挙げられます。

一方、ポンピングなしでかんたんに使えるのが、非加圧式のオイルランタンです。

一般的に知られているオイルランタンは非加圧式になります。代表的な非加圧式ランタンには「ハリケーンランタン」があります。

種類2 LEDランタン

LEDランタンを点灯している様子

LEDランタンとは、バッテリーや電池などを使用するランタンのことです。安価で手に入るので、初心者に人気のキャンプギアになります。

LEDランタンの特徴は以下のとおりです。

  1. 「電池式」と「充電式」がある
  2. 夜でも本を読めるほど明るく光る
  3. 火を使わないので安全性が高い
  4. テント内・外で使用できる
  5. 虫を引き寄せてしまう

LEDランタンは広範囲を照らせるため、サイト全体を照らすときに活躍します。

足元も見えやすくなるため、ちいさな子どもがいるファミリーキャンプなど、広いサイトでキャンプをする場合は必須アイテムといえるでしょう。

とくに、真っ暗闇となる夜には、LEDランタンがあると助かります

キャンプ場では街灯があったとしても、夜になると暗闇が広がります。目印になるものがなければ、トイレに行ったあとなどに自分のテントの位置がわからなくなってしまうことも珍しくありません。そんなとき、LEDランタンが自身のサイトを照らしていると、遠目からでもテントの位置を確認できて迷わずに済みます。

種類3 ガスランタン

ガスランタンを点灯している様子

ガスランタンとは、ガスを燃料にしたランタンのことです。

雰囲気を楽しむキャンドルタイプと、明るさを重視するためのマントルを使用するタイプの2種類があります。

ガスランタンの特徴は以下のとおりです。

  1. 燃料代が安い
  2. テーブルの上を照らす程度の光
  3. アタッチメントをOD缶に付けて使用
  4. 火傷の危険がある
  5. メンテナンスが簡単

OD缶やCB缶などの専用ガス缶と連結して使う、アタッチメントを付け替えるタイプのため、テーブルランタンとして使用することが多いです。

ほかのランタンと比べると汎用性が高くないため、食事中や作業中の手元を照らすなど使い道が限られるランタンです。

とはいえ、手軽に使えて、コンパクトで持ち運びやすいため人気があります。

ちなみに、OD缶とは「アウトドア(Out Door)」の略で、アウトドア用に開発されたガス缶を指します。もうひとつのCB缶は、「Cassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)」を略したもので、家庭用のカセットガスコンロなどで使用するガス缶のことです。

ガス缶の違いや、取り扱いの注意点については、以下の記事にまとめています。

>>絶対に気をつけたいガス缶の取り扱い

種類4 キャンドルランタン

キャンドルランタンを点灯している様子

キャンドルランタンは、ロウソクを燃料としたランタンです。

自分で作ることも可能なため、自作したものをキャンプに持っていくこともできます。

キャンドルランタンの特徴は以下のとおりです。

  1. 自作できる
  2. 雰囲気を作る程度の光
  3. 虫が寄ってこない
  4. 火傷の危険がある
  5. アロマとして使える

キャンドルランタンは明るさを求めるキャンプギアではありません。使い道としては、キャンプの雰囲気を味わったり、自作のキャンドルランタンで遊ぶイメージです。

ロウソクの灯火は、火力が強くなることがないため、オイルランタン・ガスランタンと比べると安全性は高いといえます。

種類5 ガソリンランタン

ガソリンランタンを点灯している様子

ホワイトガソリンを燃料にしたランタンを、ガソリンランタンと呼びます。なお、ホワイトガソリンはホームセンターで入手できます。

高価なものが多いため、マニア向けのランタンとして知られています。

ガソリンランタンの特徴は以下のとおりです。

  1. 正しい手順を覚える必要がある
  2. LEDランタンに負けない光
  3. 火傷の危険がある
  4. 虫が寄ってくる
  5. メンテナンス必須

ガソリンランタンは、前述した加圧式オイルランタンのように、ポンピングしてから使います。その後、マントルを設置して、空焼きをしなければ点灯しません。

ポンピング・空焼きのイメージ図

使用するには正しい手順を覚える必要があるため、初心者キャンパーにはハードルが高いランタンといえます。

ホワイトガソリンとは、不純物の少ない「ナフサ」という成分で構成されている燃料です。一方、車に給油するガソリンには、車を動かすためにさまざまな添加物が含まれています。

ホワイトガソリンと車に使用するガソリンは「別物」であることを覚えておきましょう。

キャンプに明るさを求めるならLEDランタン

4種のランタンの明るさを比較した画像

明るさを重視したいキャンプスタイルなら、LEDランタン一択といっても過言ではありません。

オイルランタンを複数配置するよりも、LEDランタン1つを置くほうが明るく照らせます

ただし、使用時には、バッテリー切れに十分注意してください。

万が一バッテリー切れしたときのために、モバイルバッテリーなども一緒に持っていくと安心です。容量10,000mAhのモバイルバッテリーなど、なるべく容量の大きなタイプを選ぶのがおすすめです。

アウトドアブランドのWAQでは、充電式のLEDランタンを販売しています。

バッテリーには13,400mAhのリチウムイオン電池を使用しており、バッテリー持続時間は最大60時間と大容量LEDランタンです。

WAQ LEDランタン2

光量は最大1650mlのため、屋外でのメインランタンとして使用できます。

昼光色・昼白色・電球色の3パターンでの切り替えが可能。明るさは4段階で調整ができるため、テントの中の室内灯にも最適です。

モバイルバッテリーとしての使用も可能で、満充電状態から使用すれば、iPhone 13Proの充電が2.5回まで可能です。

LEDランタン2でスマートフォンを充電

防水機能も付いているので、突然の雨でも安心して使えます。

この機会にぜひ公式ストアをチェックしてください。

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【よくある悩み】LEDランタンは電池式と充電式どっちがいいの?

結論からいうと、1〜2泊程度のキャンプなら好みで決めてOKです。

その理由は、充電式のLEDランタンでも24時間以上使えるものがあるからです。

一方、3〜4泊のキャンプであれば、バッテリー切れのことを考えると手軽に使える電池式のほうが安心できます。

電池式と充電式のどちらにするか悩んだ場合は、宿泊日数で判断してください。

夏キャンプの虫よけ対策ならオイルランタン

料理中にオイルランタンを点灯している様子

夏キャンプで虫除け効果も欲しいなら、ハーブ成分を含むパラフィンオイルを活用したオイルランタンがおすすめです。

ユーカリやミントなどのハーブ成分を含んだパラフィンオイルを燃料として使うことで、燃焼中は虫よけ作用が期待できます。

少し値段は高めではありますが、季節によって燃料を変えて対応するとよいでしょう。

ちなみに、1泊のキャンプであれば300ml準備すればOKです。

参考:複数のランタンを活用した虫よけ対策もおすすめ

ランタンの配置を工夫すると、虫除け効果を期待できます。虫は強い光に集まるため、その習性を利用するという訳です。

例えば、タープ外に「強い光を放つLEDランタン」を設置して、虫を避けたい場所には「弱い光を放つオイルランタン」を設置してください。

ランタンの配置で虫除けするイメージ図

こうすることで、LEDランタンのほうに虫が集まりやすくなり、虫除け効果が期待できます。

食事をするときなど、離れた場所に強い光を設置すると、虫よけ対策になります。ぜひ実践してみてください。

キャンプに必要なランタンの数や配置場所については、下の記事で紹介しています。キャンプスタイルに合わせた個数についても触れているので、ぜひこちらもご覧ください。

>>キャンプのランタンは何個必要?数・配置・種類を解説【ソロ&ファミリー事例】

キャンプで使用するランタンの選び方

オイルランタンとパラフィンオイル

テント外で使用するランタンは、先に解説したランタンの種類や特徴を考慮した上で、キャンプシーンや好みに合わせて選んでください。

一方、密閉空間となるテント内で使うランタンは、安全性が高いものを選ぶ必要があります。

ここでは、テント内で使用するランタンを選ぶ5つのポイントを解説します。

  1. 火を使わない
  2. 明るさ調節ができる
  3. カラビナや磁石がついている
  4. 重さ(軽いもの)
  5. 防水機能がある

それでは各ポイントを詳しくみていきましょう。

ポイント1 火を使わない

テントの中にLEDランタンを設置している様子

テントの中で使うランタンには、安全性の高いLEDランタンがおすすめです。

オイルランタンやガスランタンなど、燃料を使用するランタンをテント内で使用することは控えましょう。その理由は、テント内で一酸化炭素中毒が発生したり、ガスボンベが爆発したりする事故を防ぐためです。

多くのキャンパーが注意しているにも関わらず、毎年事故が起きています。楽しく安全にキャンプを楽しむためにも、LEDランタンを選ぶようにしてください。

下の記事では、燃料系のランタンを使う以外のテント内でのNG行為を紹介しています。ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

>>油断してると危険!テントの中でやってはいけないこと

ポイント2 明るさ調節ができる

テントの中で使うランタンは、明るさ調整がついているかを必ず確認しましょう。

テント内で使用する際は、照度が強すぎると「シルエットが外から丸見え」になる可能性があります。

夜間に内側でLEDランタンを点灯したテントの様子

「明るさ調節機能」でランタンの照度を落とせば、シルエットが目立たなくなります。

調整して明るさを抑えた状態

ポイント3 カラビナやフックが付いている

LEDランタンをカラビナでテントにぶら下げている様子

テント内で吊り下げるためのカラビナやフックが付いたランタンを選びましょう。

ランタンの光はテーブルの上に置くよりも、テントに吊るして上から照らしたほうが、全体に光が広がります。

ポイント4 重さ(軽いもの)

ランタンの重さは、なるべく軽量なものを選んでください。

万が一、テントに吊るしたランタンが頭上に落ちてしまうと非常に危険です。

テントの上部に設置したランタン

形状も、四角くて角があるタイプよりも、丸みがかったタイプのほうが安全性が高いのでおすすめです。

ポイント5 防水機能があるもの

テント入り口に設置したランタン

できれば、防水機能がついているLEDランタンを選びましょう。

キャンプでは突然雨が降ることも珍しくありません。

また、テント内では結露が発生することもあります。水滴がついたとしても、防水機能が付いていれば、雨の日や結露が発生しても気を使わずに済みます。

キャンプ場によって消灯時間が決まっている

ほとんどのキャンプサイトでは消灯時間が決まっています。たいてい、21〜22時に消灯することが多いです。

キャンプ場では、この消灯時間を守らなければ迷惑行為になってしまうので注意してください。

ただし、消灯時間になったからといって、すべてのランタンを消灯する必要はありません。

とはいえ、照度の高いLEDランタンは他のキャンパーに迷惑をかける可能性があります。そのため、消灯時間を過ぎてからは、テント内や前室のランタンのみを点灯しましょう。

足元の危険を察知するために、どうしてもテントサイトを照らしたいなら、オイルランタンがおすすめです。オイルランタン1つ程度の光であれば、迷惑行為にはなりません。

キャンプに必要なランタンの数は最低3つ

ランタンを3つ点灯している様子

キャンプに必要なランタンの数は最低3つです。少なくとも「テーブル・テント・タープ」の3箇所に必ず配置するようにしましょう。なぜなら、行動範囲になるエリアは光があったほうが安全だからです。

例えば、タープ内にオイルランタン、テーブルの上にガスランタン、テント内にLEDランタンを配置します。そうすれば夜でも快適なキャンプを楽しめるでしょう。さらに、ランタンスタンドなどを活用すると照らせる範囲が広がるため便利です。

ランタン以外に、ヘッドライト・懐中電灯があると便利

点灯した懐中電灯

夜間のトイレは、ヘッドライトや懐中電灯があると安全です。

とくに、雨が降っている日などは足場が悪くなるため、足元を照らす光を必ず持っていきましょう。

また懐中電灯があれば、不審な物音がしたとき遠くから照らせるため防犯対策にもなりますよ。

なおWAQでは、ヘッドライトも販売しています。

手をかざすだけでON/OFFできるので、手が濡れていたり汚れていたりしても着けたり消したりできます。

点灯パターンは5段階で調整が可能です。全体を広範囲に照らせるので、真っ暗闇の中移動する際に重宝しますよ。

ぜひこの機会に公式ストアをご覧ください。

WAQ LEDヘッドライト

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キャンプスタイルにあったランタンを探してキャンプを楽しもう

ソロキャンプ・グループキャンプ・ファミリーキャンプなど、自分たちのキャンプスタイルにあわせて、ランタンの種類を選んでください。

無骨なスタイルが好きならオイルランタンを使ったほうが格好よい雰囲気になりますし、ファミリーキャンプなら広い範囲まで照らせるLEDランタンのほうが安全で快適なキャンプができます。

また、テント内で使うランタンには、安全性の高いLEDランタンをおすすめします。夜間トイレまで移動するときのために、懐中電灯やヘッドライトも持っておくと、足元が照らせて便利ですよ。

ランタンはいくつ集めても無駄になることはないキャンプギアです。お気に入りのランタンを探してキャンプを楽しみましょう!

以下の記事では、タープ下にランタンをぶら下げる方法について、実演で紹介しています。ランタンの設置方法について詳しく知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。

>>ヘキサタープにランタンをぶら下げる方法|明るく快適なキャンプリビングで過ごそう

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