キャンプのランタンは何個必要?数・配置・種類を解説【ソロ&ファミリー事例】

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自然の中で過ごすキャンプの夜には、唯一の灯りとなるランタンがかかせません。

とはいっても、「実際のキャンプには何個のランタンが必要なのか」悩むこともあるのではないでしょうか?

キャンプを行う人数やキャンプスタイルによって、必要なランタンの個数は違います。

本記事では、キャンプの人数とスタイル別に、「どこにランタンを設置」して「何個用意すればよいのか」を解説します。

これからキャンプ道具をそろえたい初心者のキャンパーさんは、どうぞ参考にしてください。

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目次

キャンプランタンの数を決めるのは人数とスタイル

ランタンの数は、以下にあげる2つの要素で決まります。

  • 人数
  • キャンプスタイル

また、「キャンプを行う人数」や「どのようなスタイルでキャンプをしたいのか」によって、適切なランタンの種類も変わります。

まずは、本記事で解説する「ランタンの数を決める人数とスタイル」の定義を紹介します。

キャンプの人数

本記事では、人数について、以下3タイプにわけて解説します。

ソロキャンプ1人で行う
デュオキャンプカップルや友達同士など、2人で1つのテントを使う
※1人1つのテントを使用するソログルキャンは含まない
3人以上のグループ/ファミリーキャンプ友達やファミリーなど、3人以上で行う

キャンプのスタイル

徒歩や自転車でのツーリングキャンプでは、キャンプ道具は厳選した最低限のモノだけで行わなければなりません。

それに対して、車を使ったオートキャンプでは、たくさんの道具を持っていき、豪華なキャンプサイトを作れます。

キャンプスタイルによって、ふさわしいランタンの種類も変わります。

そこで本記事では、キャンプスタイルを次の2つに分けて、人数と合わせて解説します。

リッチスタイルオートキャンプを利用
荷物をたくさん持っていく
ワイルドスタイル必要最低限の道具を厳選

自然と同化しワイルドに楽しむ

※コンパクト装備である「ウルトラライトスタイル」も含む

必要なランタン個数の目安

スクロールできます
1人2人3人以上
リッチスタイル最低2個3個3個
最高3個4個4個+人数分
ワイルドスタイル最低1個1個2個
最高2個2個1個+人数分

上記は、それぞれのキャンプスタイルと人数ごとに、何個のランタンが必要かを「最低数」と「最高数」の2つで表した表です。

この表にある数を参考にして用意していただければOKです。

以下では詳細について解説します。

ソロキャンプの場合

  • リッチスタイルなら2個以上
  • ワイルドスタイルなら1個でもOK

リッチスタイル:2個以上

リッチスタイルのソロキャンプであれば、最低でも以下の2つは用意しておきたいところです。

  • 調理や食事のときに手元を照らすランタン
  • テント内で使える小型ランタン

ソロキャンプであれば、テントだけでも十分キャンプを楽しめます。

とはいえ、天候の状況やテントの前室の有無などを考慮し、タープと併用して、リビングスペースを広く取ることもあるかと思います。

手元を照らすランタンはオイルランタンなどのムードがあるタイプを選び、サイト全体を照らす光量が大きめのランタンをもう1つ用意すれば、より快適でリッチなリビング空間を作ることができますよ。

ワイルドスタイル:1個でもOK

ブッシュクラフトや登山キャンプなど、ワイルドスタイルのソロキャンプであれば、できる限り荷物を減らす必要があります。そのため、汎用性の高いLEDランタンなどを1つだけ用意しておけばOKです。

小型で持ち運びのしやすいランタンであれば、夜間にトイレなどに行きたくなったときでも、懐中電灯代わりにも使えます。

ただ最近はワイルドスタイルのソロキャンパーでも、寝るまではやさしい明るさのハリケーンランタンなどで雰囲気を楽しむパターンも多いようです。

しかし、ハリケーンランタンのような燃料系ランタンは、テントのような密閉された空間で使うと、一酸化炭素中毒や火事の発生につながる恐れがあります。

そのため燃料系ランタンを使う場合は、テント内で使うために小型の「LEDランタン」も持っていくのがおすすめです。

燃料系ランタンは寝るときには必ず火を消して、就寝時と緊急用(トイレへの往復を含む)のサブとしてLEDランタンを常備する、といったように使い分けしましょう。


なお、WAQではとても明るく使いやすい「LED LANTERN2」を販売しています。

光量は最大1650mlで、屋外でのメインランタンとしての使用はもちろん、テント内での使用にも最適です。ソロキャンプの場合だと、これ一台で必要な明かりを確保することも可能です。

本体には、防水・防塵機能が搭載しているため、突然の雨や砂埃がかかっても安心です。

そのほかにも、次のような特徴があります。

  • 昼光色・昼白色・電球色の3パターンで切り替えできる
  • 明るさは4段階で調整可能
  • スマートフォンの充電もできる
  • Type-cのケーブル付属

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デュオキャンプの場合

2人で同じテントに泊まるデュオキャンプの場合、必要なランタンの個数は、以下のとおりです。

  • リッチスタイルなら3個
  • ワイルドスタイルなら1個でもOK

リッチスタイル:3個は用意する

2人で行うリッチスタイルキャンプであれば、最低でも次の3つは用意したいところです。

  • テントサイト全体を照らすランタン
  • 手元を照らすランタン
  • 懐中電灯を兼ねたテント内のランタン

さらに、個人用のランタンをもう1つ用意すれば、互いの行動を制限することもないので、自由に行動ができますよ。

ワイルドスタイル:1個でも可能

ワイルドスタイルのデュオキャンプを行うのであれば、手元を照らすランタン1つですべての明かりを兼用することも可能です。

ただし、燃焼系ランタンの場合、一酸化炭素中毒などを防ぐためにも、就寝時には消す必要があります。ハリケーンランタンなどで雰囲気を楽しみたい場合には、サブ使いとしてLEDランタンを1個用意すると良いです。

3人以上のファミリー・グループキャンプの場合

3人以上のグループキャンプの場合、「どんなテントを利用するか」「どんなスタイルでキャンプをするか」によって、必要なランタン個数は大きく変わってきます。

必要なランタンの個数は、以下のとおりです。

  • リッチスタイルは3個+人数分
  • ワイルドスタイルなら2個

ご自身のキャンプスタイルをしっかりと見極めた上で、適切な個数を用意するようにしてください。

リッチスタイル:3個+人数分

リッチスタイルのグループキャンプであれば、「テント+タープ」もしくは「2ルーム以上の大型テント」を利用することが多いはずです。

広い面積のテントサイトの場合、必要なランタンの個数もおのずと増えてしまいます。

そのため最低でも、以下の3つは用意しておきたいです。

  • サイト全体を照らすランタン
  • 調理用に使うランタン
  • テントの中で使用するランタン

上記に加えて、個人が使える懐中電灯代わりの小型LEDランタンを人数分用意すると、各自の行動を制限しない快適なテントサイトを作りだしてくれるでしょう。

ワイルドスタイル:2個

グループキャンプの場合でも、キャンプそのものは寝るための手段として、タープやツールームテントなどを用意せず、自然と一体化して楽しむのが目的というケースもあるでしょう。

このような場合は、人工的な明るさを多く持ち込むのもナンセンスといえます。そのため、以下の2つを持っていくと良いです。

  • 夜を過ごす最低限の明かりを確保するランタン
  • テント&持ち運びで兼用できる小型ランタン

少ないと感じるかもしれませんが、上記2つのランタンでも十分にキャンプを楽しめます。

自然との一体感を損いたくない場合は、燃料系のランタンがおすすめです。

LEDランタンの中にも、キャンドルのように優しい光を放つものもあるので、取り扱いのしやすいものが欲しい場合は、チェックしてみてください。

万が一のトラブルに備えておきたい場合は、ポケットに入る小型ランタンを人数分用意しておくと、非常灯の役割を果たしてくれます。

ランタンの配置場所は?それぞれの役割やおすすめの種類

次は、それぞれのランタンをどのように設置すれば良いのかについて解説します。

ランタンの灯りを有効に活用するためには、適切な位置にランタンを設置することがなによりも重要です。

あわせて、設置場所別にどういったランタンがおすすめなのかも紹介するので、ランタン選びの参考としてください。

メインランタン

メインランタンとは、その名の通り「サイト全体を照らすメインのランタン」です。

サイトから少し離れた位置にランタンポールを設営し、メインランタンを設置することで、サイト全体を照らす役目を果たしてくれます。設営する際の高さは、自分たちの身長より少し高い程度がちょうど良いです。

また、テントから少し離れた位置に一番明るい灯りをおくことで、誘蛾灯(ゆうがとう)のように羽虫などをそちらに誘導できます。このようにメインランタンは、リビングとして過ごす自分たちの居場所を快適にする役割も持っています。

メインランタンには、次のような光量の大きなランタンが向いています

  • ガソリンランタン
  • ガスランタン
  • 白色系LEDランタン

光量の大きいランタンを使う際に注意したいのは、周辺のサイトを照らす可能性があるということです。

そのため、近くに他のキャンパーがいる場合は、ランタン用のリフレクターを使って、灯りが自分たちのサイトのみに向かうよう、気を使った設置をすることも大切です。

サイトトップランタン

テント+タープスタイルのキャンプや、大型のツールームテントでリビングスペースとなる場所の天井には、自宅のシーリングライトのようにランタンを吊るすのもおすすめです。

テントから離れた位置にランタンを設置しなくても、これ1つをメインランタンとすることも可能です。

※本記事では「メインランタン」と区別するために、「サイトトップランタン」と呼称して区別します。

サイトトップランタンで注意したいのは、白色系の明るいランタンを選ぶと、たくさんの虫を寄せ付けてしまうことです。とくにメインランタンを用意しない場合は、たくさん集まってきます。

そのため、以下のように使い分けするのがおすすめです。

  • メインランタンに白色系の明るいランタンを使用する
  • サイトトップランタンには暖色系のLEDランタンを使用する

サイトトップランタンの形状としては、周辺を明るくするタイプより、下部を明るく照らすタイプのほうが向いています。

多くのタープでは、ランタンを吊るすフックなどがついていません。その場合は、補助ロープやベルトなどを別で用意してください。


なお、WAQの「ヘキサタープTC(M/L)」は、ランタンを吊るすことのできるハンガーテープを付属しています。

ロープやポールまですべてがセットになっていますので、特別な器具やロープを用意しなくても単体で快適なリビングスペースを作りだしてくれますよ。

使いやすいタープの購入を考えている方は、ぜひ公式ストアをチェックしてみてください。

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テーブルランタン

調理をするスペースや食事をするためのテーブルの上に置いて、作業中の手元を照らしてくれるのが、テーブルランタンです。

ランタンの種類によっては、メインランタンやサイトトップランタンがあったとしても、人の座る位置によっては手元が暗くて、食材などよく見えないといったことも起こりがちです。手元をよく見えるようにするためにも、テーブルランタンは必須といえます。

ソロキャンプやワイルドスタイルの場合であれば、テーブルランタンだけで夜を過ごすことも可能です。

調理の効率を最優先に考えるのであれば、小型のLEDランタンが優れています。

しかし、雰囲気重視でいくのであれば、ゆらゆらと揺れる炎が食卓の雰囲気を盛り上げてくれる、オイルランタンや一部のインテリアガスランタンなども選択肢に入るでしょう。

キャンドルランタンのやさしい灯りで大自然の夜を過ごすのも、趣があって楽しいものですよ。

設置方法は、テーブルの上に直接おいたり、テーブルに備え付けられているランタンポールにぶら下げればOKです。

焚き火で調理をする場合には、焚き火サイトにおいたローテーブルの上にランタンをおくだけだと、炎の照り返しがあって食材の焼け具合が見えにくいです。

そういった場合は、低めのランタンポールなどを利用して、少し高い位置から焚き火と手元を照らしてあげると見えやすくなります。

テントランタン

意外と忘れがちなのが、テント内で使用するテントランタンです。

テントランタンは、就寝前の時間を明るく照らしてくれます。寝る前の準備や着替えのときにあると便利です。

テントにランタン用グロメットなどがついている場合は、そこにぶら下げれば問題ありません。

テント内は閉鎖された空間となります。一酸化炭素中毒の防止など安全面からも、充電式や電池式のLEDランタンを利用するようにしましょう。

下記の記事では、一酸化炭素中毒をはじめ、テント内での危険な行為について解説しています。キャンプでは何気ないことが事故につながるケースもあります。参考としてぜひご覧ください。

>>テントの中でしてはいけないこと

手持ちランタン

陽が落ちたあとに洗面所や炊事場にいくためには、懐中電灯などを用意しておくのがよいです。

オイルを使ったハリケーンランプなども、手持ちランタンとして移動時に使うこともできます。とはいえ、取り扱いの手軽さを考えると、LEDランタンをおすすめします。

小型のLEDランタンであれば、テントランタンと兼用させることもできます。

また、手持ちランタンの代わりに、頭につけて両手が自由になる、ヘッドライトを選ぶのも1つの選択肢です。

できれば夜間に万が一のトラブルがあったときなどでもすぐに対応できるように、枕元に常備しておくようにしてください。


なお、WAQでは、コンパクトで手軽に使える「LEDヘッドライト」を販売しています。

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手をかざすだけでオンオフできるので、手元が暗いときにスイッチを探す手間が省け、サッと使えます。

さらに防水機能付きなので、万が一水に濡れても安心です。

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ランタンの数は人数とスタイルで決めよう

キャンプで必要なランタンの個数と、設置方法やおすすめのランタン種類について解説しました。

ランタンの数を決めるのは、人数も大切ですが、キャンプスタイルも重要な要素です。

本記事で紹介した内容を参考に、ぜひ「自分がどういうスタイルでキャンプをしたいのか」をしっかりと考えた上で、必要なランタン個数を計算してみてください。

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