1人でできる!ヘキサタープの張り方8ステップとアレンジ4選

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ヘキサタープは、設営に必要な部品が少なく、1人でも張りやすい構造です。

しかし、1人でも張りやすいとはいっても「実際にやってみるとうまく張れなかった」という方も多いもの。

そこで今回は、「1人でもかんたんにできるヘキサタープの張り方」を、図解付きで徹底解説します!

さらに、アレンジ張り4選もあわせてご紹介します。タープ設営のバリエーションを増やしてキャンプライフを快適にする一助としてください。

なお、タープの種類や張り方、保管方法など、タープに関する情報は以下の記事にまとめています。ぜひ参考にご覧ください。

>>【タープまとめ】タープの種類・選び方・必要性などをまとめて解説

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    この機会にぜひチェックしてみてください!
目次

1人でできる!ヘキサタープ基本の張り方8ステップ|WAQヘキサタープで実演

ヘキサタープ設営ステップ図解イラスト

1人でもサクッとかんたんにできる、ヘキサタープの基本的な張り方を8ステップで解説します。

まずはこれから解説する基本さえしっかり理解しておけば、気候やご自身のキャンプスタイルにあったアレンジにも幅を利かせられますよ。

今回の実演で使用するタープは、WAQHEXATARP TC (ヘキサタープ)Mサイズです。

シンプルな設計で組み立てもかんたんなので、初心者の方でも使いやすいのが特徴。気になる方はぜひチェックしてみてください。

ヘキサタープ

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ステップ1:タープを広げる

タープを広げる
地面にタープを広げる

袋から取り出したヘキサタープ本体を、表側を上(大半のタープはロゴが描かれている側)にして地面に広げましょう。

このとき、風向きや地形を考えて広げる必要があるため、注意しましょう。

また、ガイロープを張るためのスペースも確保しておきます。

最初からタープ四隅にガイロープを取り付けておけば、必要なスペースのおおまかな目安がついて便利です。

また、風が強い場合、タープ四隅をペグで仮固定しておくと、1人でも楽に設営できます。

ステップ2:メインポールを置く

タープの横にメインポールを置く

タープの両サイド、メインポールを立てる穴にあわせ、メインポールを設置します。

ステップ3:ガイロープの張りを見定める

さらにメインポールのトップ部分にガイロープをあわせ、あらかじめ設置しておきます。

このとき下記を目安にすると、張り上がりがキレイに仕上がります。

  • ガイロープの角度は、ポールに対して45度
  • 長さはポールエンドにあわせて設置
ガイラインは45度

ステップ4:ガイロープをペグダウンする

ガイロープをペグダウン

ガイロープの設置目安がわかったら、その位置にペグダウンして、ガイロープを固定します。

このときに仮止めのつもりで軽くしかペグを打っていないと、立ち上げの際に引っこ抜けてしまいとても危険です。

面倒でもしっかりとペグダウンするようにしてください。

ペグがしっかりと固定できたら、立ち上げ準備のためにガイロープを少しゆるめます。

ガイロープを少しゆるめる

ただし、あまりゆるめすぎると立ち上げたときに安定しません。1.5倍の長さになるくらいまでにとどめておきましょう。

「ステップ1:タープを広げる」で「四隅のガイロープを張りペグダウンしてある」場合、四隅のガイロープも少しだけゆるめておきます。

「ステップ1:タープを広げる」で「タープの四隅をペグで直接仮止めしている」場合は、ペグを外しておきます。

強風でペグを外すと作業できないときは、このタイミングで、四隅にガイロープをつないでペグダウンしておきましょう。

ステップ5:ポール・幕体・ガイロープを合わせる

タープ本体両サイドの、メインポールをつなげる部分に軽くペグを打ち、ポールを立てる位置をマーキングします。

ポールを立てる位置をマーキング

ポールを、タープ本体(幕体)の穴(グロメット)に通し、その上からガイロープを引っ掛けます。

幕体・ポール・ガイロープを合わせる

このとき『ポール → 本体 → ガイロープ』の順に通します

ガイロープの上から本体をかぶせてしまうと、本体の押さえがなくなり、風で吹き飛んでしまう恐れがあるため注意しましょう。

ステップ6:ポールを立ち上げる

片方のポールを立ち上げる

ガイロープが抜けないよう手でおさえながら、片側のポールを立ち上げます。

ガイロープが突っ張ってうまく立ち上がらないときは、適宜ゆるめながら作業してください。

ただし、逆にゆるめすぎると自立しません。適度な張りがあるぐらいの状態で立てるようにします。

完全にポールが立ち上がったら、「ステップ5:ポール・幕体・ガイロープを合わせる」でつけたマーキングの少し内側ぐらいにポールエンドを設置します。

片側のポールを立てられたら、反対側のポールも立ち上げます。

片側のポールも立てる

ステップ7:ガイロープの張りを調整する

ガイロープの張り具合を調整

両方のポールが立ち上がったら、適宜ガイロープの張りを調節します。

シワのないように張る
ピンと張ればOK

タープ表面がしっかりとシワ無くピンと張るようにします。

ステップ8:四隅のガイロープを張る

四隅にガイロープを張る

四隅のガイロープを張り、それぞれ長さを調節します。

「ステップ1:タープを広げる」で、すでにガイロープを張ってある場合は、長さ調節だけで問題ありません。

なお、立ち上げたあとでも、張り方のアレンジや微調整によって張り替えなければならない場合もあります。
ステップ1で先に張っておくか、このタイミングで張るかはケースバイケースです。

以上でヘキサタープの張り方解説は終了です!

最初はいちいちペグダウンするのが面倒に思えるかもしれません。しかし、1人で張る場合には都度のペグダウンが重要なポイントです。

1人でもタープを上手くきれいに張りたいときは、一度この張り方で試してみてください。


なお、タープを設営する際には、効率的に日陰を作るためにタープの向きを考えてから設営することをおすすめします。

以下の記事では、次の2点について写真付きで解説しているので、ぜひ参考にご覧ください。

  • タープの向きの決め方
  • 朝〜昼〜夜にかけて効率的に日陰を作るアレンジ張り

>>タープを張る向きと日陰を作る張り方を画像付きで紹介

ヘキサタープのアレンジ張り4選

ヘキサタープのアレンジ張り

基本の張り方を覚えたところで、下記に挙げる「ヘキサタープの張り方アレンジ」をご紹介します。

風の向き・周囲の地形&状況にあわせてこれらのアレンジ張りを活用すると、より快適で安全なキャンプを楽しむことができるでしょう。

1.片側を下げたロースタイル(ポール1本張り)

ロースタイル

風が強い場合や、混み合ったキャンプ場で他人の視線をさえぎりたい・プライベート空間を確保したいときにおすすめの張り方です。

ポール1本のみで設置する方法のため、基本スタイルより設営の手間もかかりません。ポールに対してガイロープの角度をそれぞれ45度、長さはポールエンドにあわせるように設置すると、張り上がりがキレイに仕上がります。

片側を下げたロースタイルの張り方としては、ポール2本で片方のポールを下げて立てる方法もあります。

2.サブポール2本を使ったアレンジ張り

左右のメインポールに加え、サブポールを2本追加した張り方のアレンジです。

サブポールを追加したアレンジ

片側だけにサブポールを2本追加すれば、プライベート空間を確保しながらも、出入りが楽なリビングが完成します。

次は、タープのサイドにサブポールを2本使った張り方を紹介します。

サイドにサブポールを追加

片側は「直接地面にペグで止める」か「ガイロープで垂直に引っ張る」ように設置します。

サブポール2本追加で目隠しに

強風時の風よけができ、陣幕のようなスタイルで片側からの他者の目線も完全に遮断できますので、おこもりキャンプにも向いたスタイルです。

3.サブポール4本を使ったアレンジ張り

つづいては、サブポールを4本追加した張り方のアレンジです。

サブポールを4本追加したアレンジ

メインポールに加え4本のサブポールを追加することで、グループキャンプでも十分に対応可能な、広々としたリビングが完成します。

下の画像のように、サブポールをメインポールと同じ高さに合わせると、広々とした大屋根が完成します。

大きな屋根になる

居住性が高く、夏の晴天時に日差しをさけるためのシェードとしては、抜群の利便性があります。

しかしこの設営方法は、雨水が溜まりやすく倒れる可能性があるため、雨天時には向いていません。

雨天時は「メインポール2本+サブポール2本」と、ロープの本数を追加して設営する方法がおすすめです。

屋根がわりに

雨が流れやすいように端っこはピンと張るようにして、傾斜をつけておきましょう。

4.テントと合わせる小川張り

テントの出入りで雨に当たらないようにしたい場合は、テントの入り口とタープを連結させるように設営する「小川張り」がおすすめです。

小川張り

設営方法は、太めのガイロープや専用のベルトを用いて、1本のメインポールを離れた位置に設置し、その間にテントを設営します。

小川張り

雨よけ・日よけ・防風だけでなく、シルエットのかっこよさも抜群なので、「小川張り」をマスターしておくと便利ですよ。

とくにタープとの連結が難しい、ソロやデュオサイズのドームテントには有効なアレンジ方法です。

下記の記事では、ヘキサタープとワンポールテントを実際に使って小川張りをする方法を解説しています。小川張りの手順を知りたい方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

>>ヘキサタープとワンポールテントで小川張りをする方法

テントとの併用だけでなく「ヘキサタープを使ってタープ泊をしてみたい」という方は、下の記事もぜひご覧ください。タープ泊用の張り方を画像付きでご紹介しています!

風を防ぎたい・目隠ししたい場合は、風除けできる「風防幕」を合わせると◎

「プライベート空間をもっと確保したい」「風が直接あたらないようにしたい」ときは、「陣幕(風防幕)」も合わせて使うのがおすすめ。陣幕は、風除けから目隠しまでできる便利アイテムのひとつです。

WAQ陣幕とタープとテント

とくに混雑しているキャンプ場で使うと、周囲からの視線も遮ることができるため、プライベート空間を守るのに大変役立つアイテムです。また、寒い時期にも冷たい風が直接当たるのを防げて、寒さ対策にもなります。

各ブランドから、さまざまなサイズ・素材・機能の陣幕が販売されています。気になる方は一度チェックしてみてください。

「WAQ 焚き火陣幕TC」はソロサイズで使いやすい

WAQ陣幕と男性

アウトドアブランドのWAQでは、ソロキャンプ向きの陣幕WAQ 焚き火陣幕TCを販売しています。

直線にピンと張ったり囲ってみたりと、天候やキャンプサイトの状況に合わせた角度で設置できます。

陣幕レイアウト

焚き火の火の粉が飛んできても穴が開きにくいTC生地を使用。

WAQ陣幕

アイアンフレームには、火バサミやグローブなどの焚き火関連のアイテムや、お気に入りのギアを吊り下げられます。

アイアンフレームに吊り下げたギア

ランタンハンガーも付属で付いてきます。ランタンを常設できてうっかり倒してしまうことも防げるため、夜でも安心。

陣幕ランタンハンガー

張り調整もかんたんにできるため、ソロキャンプや初心者の方にもおすすめです。気になる方はぜひチェックしてみてください。

\ 30日間返品保証つき

WAQ HEXATARP TC M/L(ヘキサタープ)はシンプル設計で設営かんたん!

今回の撮影で使用したタープはWAQのヘキサタープTC(Mサイズ)です。

WAQヘキサタープ

「WAQのヘキサタープTC(Mサイズ)」は、

  • 小川張りに使える延長ベルトになる
  • タープ内にランタンなどを吊るすことができる

などに活用できる、専用の『ハンガーテープ』を付属しています。

延長ベルトがわりに使えるハンガーベルト
延長ベルトとして使えるハンガーテープ付き
ハンガーベルトにはランプも吊るせる
ランタンを吊るしておしゃれに

Mサイズのほかには、4〜6人用のLサイズも販売中。

Lサイズは、メインポールの他に、サブポール2本もセットでついてくるため、さまざまなアレンジが楽しめます。

ぜひ公式サイトもチェックしてみてください!

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まとめ

コンパクトにまとまり、デザインの美しさから人気の高いヘキサタープを、1人でもカンタンに張れる方法について解説致しました。この基本スタイルを1人で張れるようになっておけば、どんなスタイルのタープを張る場合にも応用できますし、キャンプ場に着いてからまごつくこともありません。

ご紹介したアレンジスタイルとともに、ヘキサタープの張り方を完全マスターしておけば、キャンプ場でも一目置かれること間違いなしです。布1枚で圧倒的にキャンプの楽しさを広げてくれるヘキサタープの魅力を、ぜひ存分に味わってみてください!

タープの天敵は風です。風が強いときにタープを設営する場合は、飛ばされないための張り方のコツをおさえておきましょう。

下の記事では、強風時のタープ設営の手順を、画像付きで解説しています。

「タープを使ったあと元のようにきれいにたためない!」という場合は、こちらの記事もご覧ください。1人でもできるタープのたたみ方を3パターン画像付きで解説しています。

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