インフレーターマットは、キャンプで快適な睡眠をとるためには欠かせないアイテムです。
しかし、「コンパクトさに欠ける」「たたみ方にコツがいる」のがデメリットです。
そのため、収納ケースにうまく入らないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インフレーターマットの上手な収納方法を、写真付きで解説します。
解説どおりにたたむことで、かんたんかつ上手に収納ができるはずです。ぜひ参考にご覧ください。
アウトドアブランドのWAQでは、ふかふかの寝心地でどなたでも使いやすい、インフレーターマットを販売しています。
ぜひこの機会に公式ストアをチェックしてみてください。


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インフレーターマットはたたみ方にコツがいる
インフレーターマットは、弾力性のあるウレタンフォームが入っています。
そのため、収納時は中の空気をうまく抜きながらたたまなければ、収納袋に入らず困ることもあります。
インフレーターマットの空気をうまく抜くためのポイントは、次のとおりです。
- 平坦な場所で作業する
- ヒザを使って体重をかけながらたたむ
- 空気を徐々に端へと寄せ集めていく
これらのポイントをしっかり頭に入れておきましょう。
インフレーターマットの上手な収納方法【WAQのマットで実演】
ここからはインフレーターマットの上手なたたみ方を、画像付きでみていきましょう。
まずは、「端から巻いていく一般的なたたみ方」を紹介します。
なお、今回は、「WAQ インフレータブル式マット8cm」を使って実演します。


【一般的なたたみ方】インフレーターマットの収納を実演
まずは、一般的なたたみ方の「端からクルクル巻いていく方法」で収納してみましょう。
まずは、マットの端についているバルブをゆるめます。


巻くときには一気に巻かず、空気を抜きながら抜きます。


巻くたびにバルブから「シュー」という音がするように、両手とヒザをうまく使って巻いていくのがコツです。


シートの巻きが大きくなってきても、しっかりと体重をかけるよう意識してください。


下記のように、体重をかけて空気を抜いていきます。


インフレーターマットはバルブが開いた状態だと、元の状態に戻ろうとする性質があります。そのため、巻く途中で体重を緩めてしまうと、空気が思うように抜けていきません。
最後まで巻ききったら、体重をかけた状態のままバルブを閉めたら、完成です。


インフレーターマットの扱いに慣れている方は、この方法でもうまくたためるのではないでしょうか。
慣れないうちはうまく体重をかけられず、画像のように小さく巻ききるのは難しいかもしれません。
【一般的なたたみ方】巻き上がりの直径を測定してみる
巻き上がりの直径をメジャーで測ってみたところ、約21~22cmくらいの太さでした。


WAQの公式ホームページ「インフレータブル式マット8cm」の製品詳細では、規定(出荷時)の公称サイズが直径20cmです。
一般的なたたみ方だと、出荷時の直径を少しオーバーしているという感じでしょうか。


しかし、WAQの専用ケースは多少余裕を持たせて設計しているため、ここまで巻ききってあれば難なく収納できました。


ケース的にも若干の余裕がある感じで、ほぼ集荷時と同様といってもいいのではないでしょうか。
ここまでたためればほとんど問題は無いといえるでしょう。
上手な収納は「空気抜き」がポイント
インフレーターマットを上手に収納するには、「空気の抜き方」がポイントとなります。


端から巻いていくだけでも、ちゃんと体重をかけて空気を抜くことができれば、元のケースにしっかりと収納できるはずです。
ただし、注意点として、最後はバルブをしっかりと閉めることを意識してください。


インフレーターマットはバルブを開けると膨張して、元の形へ戻ろうとする性質を持っています。
そのため、バルブの閉めが甘いと、マットの中に少しずつ空気が入り、ケースの中で膨らんでしまいます。
こうなると、ケースがパンパンになってしまい、うまく取り出せないといったことにもなりかねません。バルブの閉めにだけ注意して、ここまでたためれば完璧でしょう。
しかし、インフレーターマットはいろいろなキャンプギアの中でも、収納スペースをとってしまう道具の代表格です。
積載量に余裕のある車といえど、ファミリーキャンプなどで複数枚のインフレーターマットを持っていく場合、できる限りコンパクトに収納できた方がいいに越したことはありません。
そこで次は、インフレーターマットをさらにコンパクトに収納するための、かんたんなたたみ方を解説します。
インフレーターマットをコンパクトにするたたみ方3ステップ
インフレーターマットをさらにコンパクトに収納できるたたみ方を3ステップでご紹介します。
先にご紹介した端から巻いていくたたみ方と比べると、若干の手間はかかります。
しかし、このたたみ方であれば確実に荷物のカサを減らせるはずです。ぜひ一度試してみてください。
まずは、バルブをゆるめた状態でマット全体を適当に折り曲げ、体重をかけて空気を抜きます。


画像ではじゃばら状にたたんでいます。


空気がだいたい抜けたところで、体重をかけたままバルブを閉めてください。
次は、バルブを閉めた状態のままマットを広げます。


空気が抜けてぺしゃんこになっていますが、まだまだ小さくなりそうです。


通常の巻き方と同様、端から巻いていきます。
このとき「バルブは絶対に開けず、閉めたままの状態」で作業をしてください。
普通のたたみ方と同様、ヒザをうまく使い、体重をかけて巻いていきます。


今回は前章で紹介した普通のたたみ方と違って、バルブを閉めた状態で行います。


うまく巻いていくことができれば、空気が端に寄せられてくるはずです。
この状態まできたら、今度はバルブをゆるめて、しっかりと端まで巻ききった上で改めてバルブを閉めます。


実際に直径を測ってみると、ほぼ20cmちょうどでした。この状態で、ほぼ出荷時と同じように収納できたといえますね。
ここで、さらにコンパクトな収納性を求めて、もうひと押ししてみましょう。
巻き上げたマットのバルブを閉めたまま、もう一度広げます。


再びステップ2と同様に、バルブを閉めたままていねいに端から巻いていきます。


空気を寄せた状態でバルブを開き、しっかりと中の空気を出し切ります。


ここまで空気を出し切ってうまく巻くことができれば、実測値18~19cm程度までコンパクトなサイズになりました。
元のケースに入れてみてもこのとおり。


場合によってはフォールディングマットの1本ぐらいなら、一緒に入りそうな勢いではないでしょうか。
ダブルサイズのインフレーターマット収納のコツ
シングルサイズのインフレーターマットであれば、3ステップのたたみ方でうまく収納できることは分かっていただけたと思います。
しかし、これがダブルサイズになった場合はどうでしょうか?
ここでは、WAQのRELAXING CAMP MATシングルサイズとダブルサイズで、どのくらいのサイズ差があるのか比べてみます。




シングルサイズとダブルサイズの大きさは下記のとおりです。


同じWAQの製品で比較しても、シングルとダブルでは横幅に63cmもの差があります。
横幅のあるマットをうまくたたんで、元のケースにキレイに収納するには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
※これから紹介するリラクシングマットは10cm厚の製品となります。
先にタテにたたんで空気を抜く
ダブルサイズをうまく収納するコツは、出荷時のたたみ方と同様、一旦タテに2つ折りにして空気を抜くことです。
順を追って解説します。












上記の手順であれば、1人でも比較的かんたんに巻くことができます。
複数人いる場合は、2人で撤収するのがベスト
ダブルサイズのマットでも、適切な手順を取れば1人でも撤収できます。しかし、サイズも重量も大きくなるダブルサイズのインフレーターマットの場合、できれば2人で撤収するのがベストです。
マット自体の取り回しも、巻き上げるのも、そしてうまく体重をかけて空気を抜いていくのも、2人ならもっとかんたんに効率よく作業できます。


時として撤収時には飽きてしまうお子さんでも、空気を抜く際に上に乗ってもらうなどすれば、楽しんで撤収のお手伝いができるかもしれませんよ。
インフレーターマットはコツを押さえてコンパクトに収納しよう
今回は、WAQの8cmインフレーターマット(シングルサイズ)を使って、たたみ方を解説いたしました。
上手なたたみ方のステップは次のとおりです。
- 適当に折り曲げ大雑把に空気を抜く
- 体重をかけ空気を抜きながら端からていねいに巻いていく
- バルブを閉めたまま再び広げて、さらに一巻きして小さくする
この3ステップに沿ってたためば、誰でもかんたんにコンパクトな収納ができるはずです。
図解を見ながらしっかりと手順を確認した上で、ぜひともご自宅などで一度この収納方法を試してみてください。
キャンプへいくときの車載スペースだけでなく、自宅での収納時でも荷物のかさばりを最低限に抑えることができるはずですよ。
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