キャンプ場についてから「あれ持ってくればよかった……」と後悔した経験はありませんか?
キャンプのときに持っていくと便利なキャンプアイテムは数多くあります。とくに、細々としたアイテムはどうしても忘れがちです。
今回は、以下について紹介します
- あった方がいいけど忘れがちなアイテム5選
- あると便利なアイテム9選
- さらにキャンプが楽しくなるおすすめグッズ
あわせて、出発前に忘れ物がないか確認できるチェックリストもご用意しています。
チェックリストも活用しながら、忘れ物がない万全の状態でキャンプを楽しんでください。
忘れがちなアイテム・あると便利なアイテムまとめリスト
つい忘れがちなアイテムと、あると便利なアイテムをまとめたリストを用意しました。
保存して使えるPDFファイルは、こちらからダウンロードできます。キャンプ出発前や準備のときに、ぜひご活用ください。
それでは、各アイテムの必要性や、キャンプシーンでの便利な使い方についてご紹介します。
忘れがちなキャンプアイテム5選
「なくてもキャンプはできるけど、あったほうが助かる!」といった、つい忘れがちなアイテムは下のとおりです。
- うちわ
- 軍手
- ポリ袋
- 火ばさみ
- トイレットペーパー
それぞれのアイテムについてみていきましょう。
うちわ
キャンプアイテムの中でもとくに忘れがちなのが「うちわ」。
焚火や炭火などの火起こし&火力調整にうちわがあれば楽ちんです。
バーベキューや焚き火の予定があるなら、うちわは必須です。
うちわを忘れると、フーッと息を吹き込んだり手であおいだりと、自力で空気を送り込まなければいけません。これでは体力を消耗するだけでなく、 誤って灰を吸い込むこともあります。
持っていくうちわの数は、1コンロあたり1個が目安です。
うちわは現地での調達が意外と難しいアイテムです。
キャンプ前日には自宅にあるうちわを集めておき、持っていくキャンプグッズとまとめて置いておきましょう。
軍手
軍手もついつい忘れがちなアイテムです。
キャンプでは、薪をくべたり炭をいじったりする作業が多いので、ケガや手が汚れることも多いもの。
軍手があるのとないのとでは、作業のしやすさに差があります。
オートキャンプで楽しむようなキャンプであれば、ホームセンターに売っている安価な軍手でOKです。
人数に合わせて、1人につき最低1個準備しておきましょう。
ポリ袋
持っていくのをうっかり忘れてしまうポリ袋は、次のような用途で大活躍します。
- ゴミ袋として使う
- 手袋代わりに使う
- 食材の保管袋として使う
- 汚れた衣類、濡れた衣類を入れる
料理の下ごしらえや調理のときにポリ袋を使えば、面倒な洗い物も減らせます。
人数や宿泊数に応じて、複数枚のビニール袋を持って行くと便利です。
湯煎など火を使う調理に使う場合は、耐熱温度の高い「高密度ポリエチレン」を使うようにしましょう。
「アイラップ」は、炊飯や湯煎など、さまざまな使い方ができておすすめです。ドラッグストアやネット通販で販売されています。
火ばさみ
焚き火やバーベキューのときに必要な火ばさみも忘れがちです。
火ばさみは、火力の調整をするなど、燃焼中の薪や木炭をつかむときに欠かせないアイテムです。
火ばさみは薪や木炭をしっかり掴めるように、先端にギザギザとした加工がされています。そのため、食材をつかむために丸く加工されているトングなどのアイテムで代用するのが難しいものでもあります。
火ばさみは現地での調達が難しいため、事前にしっかりと準備しておきましょう。
アウトドア専門店をはじめ、ホームセンターのアウトドアコーナーで販売されています。
焚き火やバーベキューを考えている方は、忘れないよう注意してください。
トイレットペーパー
意識しないと忘れがちなアイテムには、トイレットペーパーも挙げられます。
トイレットペーパーが備え付けられていないキャンプ場は多いです。
中には備え付けているところもあります。とはいえ、キャンプ場の混み具合などによってトイレ事情はさまざまです。
「紙が補充されておらず絶望……」という可能性もあるため、持って行ったほうが安心です。
とくに登山キャンプの場合は、トイレットペーパー持参は必須です。 山道のトイレにトイレットペーパーが備えられていることは稀です。
持っていくトイレットペーパーの個数は、1~2ロールあれば十分。「紙がない!」と困らないためにも、トイレットペーパーは忘れないようにしましょう。
あると便利なおすすめキャンプグッズ9選
続いて、キャンプで持っていくと便利なおすすめグッズをご紹介します。
- チタンマグ
- ハンガー・S字フック
- 懐中電灯・ヘッドライト
- 革製のグローブ
- アーミーナイフ
- モバイルバッテリー
- ティッシュ類
- ジップロック
- サンダル・クロックス
それでは各アイテムについて詳しくみていきましょう。
チタンマグ
キャンプシーンで飲み物を飲むときに便利なのが、チタンマグです。
チタンは熱に強いため、そのまま火にかけて飲み物を温めたりスープを作ったりと、手軽にキャンプ料理が楽しめます。
軽量で丈夫なため、落としたりぶつけたりしても壊れにくく、持ち運びやお手入れも気を使わなくてもOKです。
ただし、チタンマグの種類によっては、直接火にかけるのはNGなものもあるため注意してください。
アウトドアブランドのWAQでは、直火OKのチタンマグを発売しています。
- 直火OK
- 専用のフタ付き
- 水量が測れるメモリ付き
- 重さ90gと超軽量
専用のフタも標準装備のため、直接火にかけたときに灰などのゴミが入るのを防いでくれます。ツマミもロックできて、安心安全に使えます。
チタンマグをまだ持っていない方は、この機会にぜひチェックしてみてください。
\ 1年間の保証付き! /
下の記事では、チタンカップのメリット・デメリット、選び方を紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。
>>チタンカップの特徴とは?優秀素材「チタン」のメリット・デメリットをまとめてチェック
ハンガー・S字フック
ハンガーとS字フックは、キャンプシーンにおいても便利なアイテムです。洗った洋服・濡れたタオル・濡れた靴なども、ハンガーがあればすべてかんたんに干せます。
ハンガーは針金タイプがおすすめです。 干したい物に合わせてさまざまな形に変えられるため活用できますよ。
S字フックは、テントのロープ部分やフレーム部分などに取り付けて、小物などのちょっとしたものを引っかけておけるため便利です。
懐中電灯・ヘッドライト
ランタンと別で持っていくと便利なのが、ヘッドライトや懐中電灯です。夜中にトイレに行くときなど、暗い中を移動するときにあると便利。進む先や足元を明るく照らしてくれます。
とくに、ヘッドライトは両手が空いて身動きが取りやすくなります。
ただし、他の人たちもたくさんいるオートキャンプ場では、明るすぎると周りに迷惑になることもあります。足元が確認できる100〜200lm程度の明るさがあれば十分です。
一方、登山キャンプでは、遠くまで照らせる照射力の高い200lm以上がおすすめです。
アウトドアブランドのWAQでは、手をかざすだけでON/OFFできる、LEDヘッドライトを販売しています。
- 広範囲を照射
- 手をかざすだけでON/OFF
- 防水機能つき
- 5パターンの明るさ調整
手が汚れていたり両手がふさがっていたりするときに何かと便利です。
WAQでは、30日間の返品保証も設けています。まだヘッドライトを持っていない方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
\ 送料無料でお届け! /
革製グローブ
火を使うシーンで大活躍するのが、耐久性抜群の革製グローブです。
主に、次のようなシーンで重宝します。
- バーベキューをするときの炭おこし
- スキレットなどの熱いものを運ぶとき
- バーベキューグリルで串焼きをするとき
- 焚き火をするとき
- 薪割りするとき
火を扱うときはもちろん、薪割りなどケガをしやすい作業のときも、厚手の革製グローブがあれば安心です。
半袖で作業する場合は、火の粉から肌を守ってくれる、丈の長いタイプがおすすめです。
アーミーナイフ
ハサミやノコギリなどが一体化したアーミーナイフも持っておくと便利です。「十徳ナイフ」「ツールナイフ」「多目的ナイフ」とも呼ばれています。
キャンプやアウトドアシーンでは慣れない力仕事も多いため、爪が割れたりトゲが刺さったりする恐れもあります。
専用の道具がないと困るアクシデントのときも、トゲ抜きやヤスリ付きのアーミーナイフがあると大活躍します。
付いている機能が多いほど、価格も高くなります。人によっては不要と感じる機能もあるため、実際に店頭で手にとって確認することをおすすめします。
モバイルバッテリー
キャンプ場のある場所は、電波が届きにくいところも多いもの。
電波環境が悪いところでは、スマートフォンが常に電波を探している状態になりバッテリー消費も早くなります。
そのため、スマートフォンを触る時間が少なくても、電池の減りが早くなる可能性もあります。
連絡手段や情報収集のためにも、スマートフォンは欠かせません。
電池切れで困らないためにも、モバイルバッテリーや充電器は持っていきましょう。
ティッシュ類
ティッシュペーパー・ペーパータオル・ウェットティッシュがあると、汚れが気になるときにサッと拭き取れるためとても便利です。
とくにウェットティッシュは、テーブルを拭く布巾がわりにもなります。1つ持っておくととても役に立ちますよ。
ジップロック
応用が利くジップロックも、キャンプに持っていくと便利なアイテムです。主に、次のような活用方法があります。
- 食材のストック袋
- 調理に活用する
- 小銭入れなどの財布代わり
- 汚れた衣類やタオルを入れる
- 洗濯機がわりに使う
混ぜる・潰す・温めるなど、料理に必要な作業もジップロックで完結します。
手や調理器具に汚れがつく回数も減らせるため、後片付けもラクになりますよ。
キャンプで連泊するときは、ジップロックに洗剤を入れて、汚れた衣類を洗う洗濯機がわりとして活用している方もいます。
このほかにも、ティッシュやトイレットペーパー、スマートフォンやタブレットなどのガジェット類など、水に濡らしたくないものを入れて保護するのにも役立ちます。
サンダル・クロックス
地味に大活躍するのが、サンダルやクロックスです。
野外活動をするときは動きやすいスニーカーが最適ですが、脱ぎ履きをするのは意外と面倒なもの。
トイレにいく時や手を洗いに行きたいときなど、テントから出入りするときにサッと脱ぎ履きができて便利ですよ。
あるとさらに楽しくなるおすすめグッズ3選
続いて、「これがあればさらにキャンプが楽しめる」といったおすすめグッズを紹介します。
- スキレット
- アウトド用燻製き・スモークグッズ
- ホットサンドメーカー
それでは詳しくみてきましょう。
スキレット
熱伝導に優れた鋳鉄製で美味しく調理ができるスキレット。本格的なキャンプ飯が手軽に楽しめる便利アイテムです。
お肉や野菜を焼いたりアヒージョを作ったり、熱々の料理が楽しめます。
そのままテーブルに出してもおしゃれに決まるため、洗い物が減らせて後片付けにかかる負担も減らせます。
自宅でも使えて取り回しがいいのもうれしいポイント。100均やホームセンター、アウトドアショップなど手に入れやすいため、ぜひスキレットでキャンプ料理を楽しんでみてください。
スキレットには鋳鉄(ちゅうてつ)が使われています。そのため、扱い方にもコツが必要です。
スキレットの使い方やお手入れのポイントは、下の記事でくわしく解説しています。ぜひご覧ください。
アウトドア用燻製器・スモークグッズ
キャンプやアウトドアでは、家では挑戦しにくい料理が楽しめるのも醍醐味のひとつです。
燻製が作れるアウトドア用燻製器を持って行けば、写真映えするおしゃれなキャンプ料理が楽しめて、キャンプ料理のレベルもグッと上がります。
家だと煙が気になったり匂いが移ったりするのが気になりますが、屋外では気にする必要もありません。
本格的な燻製器や簡素なダンボールタイプなど、さまざまな燻製器が販売されています。
とりあえず一度だけ挑戦してみたい方は、手軽に始められるスモークキットの購入がおすすめですよ。
ホットサンドメーカー・パン焼き用網
食パンに具材をはさんで焼くだけでおいしいホットサンドが作れる、ホットサンドメーカーは1台あると重宝します。
また、パンが焼けるパン用焼き網があると、キャンプでもアツアツのトースターが焼けますよ。
大自然の爽やかな空気の中、頬にそよ風を受けながら食べる焼きたてのパンは最高においしいもの。
パンが焼けるパン用焼き網は、さまざまな種類が販売されています。 普段使われている器具や、自分が使いやすそうなものを購入するようにしましょう。
便利アイテムを持参して快適なキャンプを楽しもう!
うちわやポリ袋、トイレットペーパーなどのつい忘れがちなアイテムは、あらかじめリストアップしておき、チェック表を活用して抜け漏れなくするようにしておくことをおすすめします。
ここで紹介した「あると便利なアイテム」も参考にして、ぜひ快適なキャンプを楽しんでくださいね。
忘れ物をするなど、キャンプには失敗がつきものです。下の記事では、キャンパーにアンケートを実施し、「キャンプで失敗したこと」をまとめています。キャンプに行かれる前に、ぜひこちらもご覧ください。
>>キャンプのあるある失敗談をアンケート調査!ジャンル別に紹介