多くのキャンプ場が山や森の中、海辺など大自然の中にあります。大自然の中で楽しむキャンプは、非日常のかけがえのないリラックスタイムが過ごせる醍醐味があります。
しかし、山や森の中のキャンプ場は、さまざまな管理体制のところがあるのも事実です。掃除や水場の体制が整っていないところだと、トイレや手洗いなど衛生面に不安と不快を味わうなんてことも。
そこで本記事では、関東のトイレの綺麗なキャンプ場8ヶ所をご紹介します。安心で快適に過ごせるキャンプ場探しの参考にしてください。
トイレのきれいなキャンプ場を選ぶ3つのポイント
日本各地にあるキャンプ場を選ぶ際に、基準にしたいポイントは下記の3つです。
- トイレの設備や掃除が行き届いている
- 管理人常駐や管理棟がある
- 高規格キャンプ場がおすすめ
各ポイントについて詳しくみていきましょう。
トイレの設備や掃除が行き届いている
Webホームページやサイトをみて、トイレ設備をチェック・確認しましょう。トイレの設備がしっかりしているキャンプ場は、サイトでもしっかり紹介されていることが多いです。必要ならば「洋式トイレ」「温水洗浄便座」などの表記をチェックするのがおすすめです。
大自然にあることが多いキャンプ場は、虫や落ち葉、土で汚れやすいのは仕方がないこと。そのような中でも、1日に清掃時間が数回設けてあり、手入れが行き届いているトイレは、清潔で使いやすいですね。
管理人常駐や管理棟がある
管理人さんや管理棟があるキャンプ場は、清掃はもちろんのこと見回りなども行うので、トイレが綺麗なところが多いです。女性キャンパーをはじめ、子ども連れのファミリー層も安心して過ごせますよね。
高規格キャンプ場がおすすめ
「高規格キャンプ場」とは、下のような設備が充実している&整っているキャンプ場を指します。
- トイレ
- シャワールーム
- 炊事場などの水回り
- Wi-Fi など
高規格キャンプ場を選んで予約することで、初心者でも安心してキャンプを楽しめます。また古いキャンプ場でも、高規格だとトイレや水回りをリフォームしているところが多くあり、きれいなトイレで安心です。
なお、高規格なキャンプ場でも、夜間のトイレ移動は暗くて危険なことが多々あります。
舗装されていない道があることもあり、短い距離でも真っ暗で先が見えなくなって、水たまりに足を突っ込んで汚してしまったり、転んで怪我をしたりする可能性も。
夜間移動を安全にするためにも、足元を照らすためのライトは必ず準備しておきましょう。
関東のトイレが綺麗なキャンプ場8選
それでは、関東とその近郊のトイレがきれいだと口コミや評判のよいキャンプ場をご紹介していきましょう。
[栃木県]キャンプ&キャビンズ那須高原
「キャンプ&キャビンズ那須高原」は、アメリカンテイストでリゾート感たっぷりのオートキャンプ場です。東北自動車道・那須ICから7分とアクセスに便利な場所にあります。
場内には“ジャブジャブ池”という池や、手作りアスレチック遊具などがあり、アットホームな雰囲気が特徴です。
管理棟は、週末・連休中のみ管理人が24時間常駐なので、何かあったときでも安心です。(夜間緊急時TELあり)
すべて区画されたサイトで、それぞれAC電源が常設されいています。さらにWi-Fiが使える無線LANスポットも数か所あります。施設は、露天風呂やランドリー、日用品が購入できるショップなども。
トイレは「親子トイレ」をはじめ清潔で広いトイレが、場内に数か所設置されており、女子トイレにはおむつ替えベッドもあります。
「親子コインシャワー」、「子ども手洗いカウンター」など、小さな子どもに優しいファミリー向けのキャンプ場といえるでしょう。
住所 | 栃木県 那須郡 那須町 高久甲5861-2 |
営業期間 | 通年営業 (1月〜3月不定休あり) |
IN/OUT | チェックイン14:00 チェックアウト 13:00 |
公式サイト | https://www.camp-cabins.com/ |
[群馬県]北軽井沢スウィ-トグラス
「北軽井沢スウィートグラス」は、浅間山の裾野に広がる広大なキャンプ場です。3万坪の敷地には小川が流れ、森や草原が豊かな場所に位置します。
特徴は、きれいな水洗トイレのあるサニタリー棟です。
他にも、コインランドリーや「薪焚の湯」という貸切風呂などの設備も完備されています。
管理棟も常設しており、さらに炊事棟は温水が出るというのも嬉しいところです。
オートキャンプサイトのほかにもコテージが8種類、キャビンが15種類など宿泊施設も多くあります。
そして何といっても、毎日開催されているイベントやワークショップに注目!
大人から子どもまで、好奇心をくすぐる楽しい体験が楽しめます。季節などで内容は変わるので事前のチェックを忘れずに。
住所 | 群馬県 吾妻郡 長野原町 大字 北軽井沢 1990-579 |
営業期間 | 冬季連休あり |
IN/OUT | <チェックイン> テントサイト13:00〜18:00 建物サイト14:00〜18:00 <チェックアウト> テントサイト8:00〜11:30:00 建物サイト8:00〜10:30 |
公式サイト | https://sweetgrass.jp/ |
[茨城県]大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ
奥久慈の大自然を堪能できる「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィア」。
場内には3か所のサテライトハウスという炊事場があり、ガスコンロや給湯設備付きの流し台も完備しています。
センターサイトと呼ばれる管理棟兼ゲストハウスにはレンタルショップや売店、さらには大浴場も。
そして注目すべきところは、バリアフリーで温水洗浄便座付きのトイレです。清潔で掃除の行き届いたトイレが数か所設置されています。
近くには徒歩圏内で、コンビニやスーパー、プールに道の駅などがあるのも嬉しいところですね。
住所 | 茨城県 久慈郡 大子町 矢田15-1 |
営業期間 | 通年営業 |
IN/OUT | <チェックイン> テントサイト13:00〜 キャビンサイト15:00〜 <チェックアウト> テントサイト〜11:00 キャビンサイト〜10:00 |
公式サイト | http://www.greenvila.jp/ |
[茨城県]アスパイヤの森キャンプ場
都心から車で2時間ほどで水戸ICからは10分という、アクセスのよい場所にある「アスパイヤの森キャンプ場」。
アットホームでこぢんまりとした、森の中のキャンプ場です。
近くにはイオンモールやコンビニもあり、場内にも売店があるので買い忘れがあっても安心。
そしてトイレやシャワールームは改装されており、おしゃれで可愛らしい内装なのが特徴です。気持ちよく清潔なトイレなので安心して使用できます。
女性専用トイレも用意されているので、女性でも心置きなく利用できますよ。
また予約すれば、屋内ボルダリングやスケボーパークも楽しめるので、運動したい人にもおすすめです。
住所 | 茨城県 水戸市 有賀町1805 |
営業期間 | 通年営業 |
IN/OUT | チェックイン14:00〜 チェックアウト 〜10:00 |
公式サイト | https://aspire-mori.com/ |
[山梨県]PICA 富士吉田
首都圏からアクセスしやすく、河口湖ICからは8分という立地にある「PICA 富士吉田」。
富士急ハイランドに一番近いキャンプ場で、富士山が見渡せる絶景のスポットです。
きれいで清潔な温水洗浄便座トイレをはじめ、シャワールームにはドライヤーも完備しています。
さらにトイレとシャワールームのついたコテージもあり、水回り全般がきれいで使いやすいのが自慢!
初心者キャンパーや子ども連れにも安心なキャンプ場といえるでしょう。
季節に応じて、フルーツサンドイッチや旬の食べ物や飲み物のキッチンカーがやってくることも。
近くには2018年の夏にオープンしたという同じPICAグループのPICAFujiyama(ピカフジヤマ)キャンプ場もあります。
住所 | 山梨県 富士吉田市 上吉田4959-4 |
営業期間 | 通年営業 |
IN/OUT | チェックイン 14:00〜19:00 チェックアウト 7:00〜11:00 |
公式サイト | https://www.pica-resort.jp/yoshida/ |
[神奈川県]いこいの森 RECAMPおだわら
「いこいの森 RECAMPおだわら」は、都心から車で1時間ほどの好立地にある自然豊かなキャンプ場です。
2020年6月にリニューアルオープンしたとあって、管理棟などをはじめとした建物も新しいのが特徴です。
場内には無料Wi-Fiが設置されており、きれいなトイレやシャワー棟も完備しています。
木調の建物は温もりのあるデザインで、心がホッと落ち着く雰囲気です。
車で10分ほどいくと、箱根湯本の温泉街が広がっているというので観光としても最適。
テントサイトは、林間サイトや密林サイトなどがあり、夏でも小田原の涼しい風と川のせせらぎが気持ちよく過ごせると評判な場所です。
住所 | 神奈川県 小田原市 久野4294-1 |
営業期間 | 通年営業 |
IN/OUT | チェックイン14:00〜18:00 チェックアウト〜11:00 |
公式サイト | https://www.recamp.co.jp/odawara |
[長野県]荒船パノラマキャンプフィールド
標高1,200mの高原にある“天空キャンプ”として有名な「荒船パノラマキャンプフィールド」。
長野県ですが群馬県との県境にあり、東京からは車で2時間ほどと行きやすい場所にあります。下仁田ICからは車で40分ほど。
荒船山を望む絶景のロケーションで、標高が高いため空気も澄んでいて夜にみえる満点の星空が自慢です。
最近新設したというサニタリー棟があり、きれいな水洗洋式トイも完備しているので安心して過ごせます。
また管理棟では地元の野菜や蓼科牛パックに、クラフトビールなどの販売も。
場内の大コスモス園や、あらふね湖での釣り、レストハウスでは名物のジンギスカンなどさまざまな楽しみ方もできます。
住所 | 長野県 佐久市 内山352-1 |
営業期間 | 4月下旬ごろ〜11月下旬 |
IN/OUT | チェックイン13:00〜 チェックアウト〜11:00 |
公式サイト | https://arafune-camp.net/ |
[栃木県]那須野が原公園オートキャンプ場
東京から車で2時間ほどの場所にある、栃木県の「那須野が原公園オートキャンプ場」。JR西那須野駅からも15分ほどと、アクセスの良さも人気です。
トイレは温水洗浄便座付き水洗タイプで、こまめな清掃によりいつでも快適に使用できるのが嬉しいポイント。
そしてキャンパー専用の温泉とコインランドリーもあります。
那須野が原公園の広大な公園の一画が、キャンプ場なので場内にはフィールドアスレチックやプール、テニスコートなどさまざまなアウトドアが楽しめるのも魅力ですね。
近辺には塩原温泉や那須高原という有名観光地もあるので、キャンプのついでに観光してみるのもおすすめです。
住所 | 栃木県 那須塩原市 接骨木452-9 |
営業期間 | 通年営業 |
IN/OUT | チェックイン13:00〜 チェックアウト 〜11:00 |
公式サイト | https://www.park-tochigi.com/nasunogahara/camp |
きれいなトイレのあるキャンプ場で快適に楽しもう!
楽しいキャンプでも、トイレや水回りが汚れていたり使いにくかったりする場所だと心から楽しめないことも多いもの。とくに初心者や子ども連れの場合、キャンプそのものが嫌になってしまうこともなきにしもあらず。
今回紹介したキャンプ場は、高規格で子どもから女性まで快適に過ごせるところばかりです。関東近郊でキャンプ場を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
女性グループや女性のソロキャンプでは、女性限定のサイトがあるキャンプ場の利用もおすすめです。トイレなどの水回りがきれいなだけでなく、管理体制が整っているなど安心して利用できますよ。
女性専用キャンプ場、女性向けの高規格キャンプ場についての情報は、下の記事にまとめています。ぜひこちらもご覧ください。