ソロキャンプの楽しみ方をアンケート調査!ベスト5をご紹介

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のんびり1人の時間を楽しむソロキャンプ。経験者にはたまらないぜいたくですし、やったことがない人でも憧れの休日の過ごし方ではないでしょうか。

しかし、「ソロキャンプには行きたいけど時間を持て余してしまう」「他のソロキャンパーはどんな楽しみ方をしているのかな?」と考えている人も多いかと思います。

そこで今回は、132名のキャンプ経験者にアンケートを行い、ソロキャンプの楽しみ方について調査しました!

こちらの結果を見ると、現状のキャンプシーンにおけるソロキャンプの実情や、ソロキャンプならではの楽しみ方がわかります。

これからソロキャンプをしてみようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ソロキャンプでの楽しみ方ベスト5

ソロキャンプの楽しみ方を調査!ベスト5を紹介
調査概要
  • 回答者数:132名
  • 調査方法:インターネット調査
  • 回答形式:複数回答

ソロキャンプに求める楽しみ方とはいったい何なのでしょうか?それではご紹介してきます。

第5位:天体観測・自然をカメラに収める

天体観測望遠鏡

「天体観測」と「自然をカメラに収める」の2つが、合計33票で同率の第5位となりました。

キャンプ地の多くは大自然に囲まれた中にあります。「美しい自然の姿をカメラに収めたい!」というのは、写真撮影を趣味とする人にとってはたまらない楽しみ方といえるのかもしれませんね。

最近ではスマートフォンのカメラも高画質となっています。一眼レフなどのカメラを持たずとも、気軽に写真や動画の撮影が楽しめるのも要因のひとつといえるでしょう。

また、キャンプ場の周囲には電灯も少なく、夜はきれいな星空を眺めることができます。他のキャンパーが近くにいない場合などは、本当に漆黒の闇になる場所もあります。

そんな暗闇から見上げる夜空には、都会にいるときには想像もつかないほどたくさんの星がまたたいているものです。

中には「星空をカメラのタイムラプス機能で撮影する」という人も見られたように、天体観測と撮影を同時に楽しんでいる人もいるようですね。

筆者も以前オフシーズンに友人と3人でキャンプに行ったとき、他にキャンパーがいないのをいいことに敷地の真ん中にシートとマットを敷いて、3人で寝転がって空を見上げたことがありました。あのとき見たまさに「満天の星」は、今も記憶に残っています。

第4位:お酒

お酒を片手に腰掛ける女性

第4位は、41票で「お酒」でした。

お酒好きなキャンパーにとって、大自然の中でのんびりとたしなむお酒ほど心地の良いものはありませんよね。かくいう私もそうです。

天気の良い日中に川原で飲む缶ビール。炎天下のタープ下で味わうジントニック。そして、寒い冬に焚き火にあたりながら楽しむ熱かん。どれも呑ン兵衛ソロキャンパーにとってはたまらないひと時です。

ハリケーンランプの灯りの下、焚き火フォークに刺したソーセージをじわじわ焼いてかじりつつ、お気に入りのシェラカップでハイボールを飲むなんて、まさにソロキャンプならではの楽しみ方ですね。

第3位:焚き火をする

焚き火

第3位は、76票で「焚き火をする」がランクインしました。

第一次キャンプブームでは、グループキャンプが主流で、薪を使った焚き火よりも、炭火を使用したバーベキュースタイルを好むキャンパーが多いように見受けられました。

ところが、第二次キャンプブームの現在では、「焚き火」を楽しむ方が多い傾向にあるようです。

調理などの熱源として考えた場合、焚き火よりも炭火のほうが扱いやすく効率的です。しかし、焚き火には炭火にはない魅力があります。それが「炎」です。

焚き火のメラメラと、あるいはチロチロと舞い上がる炎を眺めながら、ただボーっとする、ただ酒を飲む、ただ静かに本を読む。そんなぜいたくもすべて中心に焚き火の炎があるからです。

焚き火

とくに冬場では、それ自体が暖を取ることにもつながります。

ソロキャンプに限らずキャンパーの中には「焚き火をしにキャンプに行っている」という人も少なくないでしょう。

人は火を見ると本能的な安らぎを覚えるものです。それは、他の生物にない文明の利器を手にした人間だからこその楽しみ方なのかもしれません。

第2位:ボーっとする

ハンモックに寝転ぶ男性

ソロキャンプの楽しみ方第2位は、77票で「ボーっとする」でした。

「何かがしたくてソロキャンプに行く」のではなく、「何もしないためにソロキャンプに行く」ということこそが、他のキャンプスタイルでは味わえないソロキャンプならではのぜいたくなのかもしれません。

都会の喧騒を離れ、大自然の中で過ぎゆく時間をただ味わう。そんなことはなかなか家族や仲間がいると実現できないというのが本音でしょう。

日々の生活に疲れた現代人にとって、何もせずボーっとする時間が持てるということはなによりのぜいたくです。

それを味わいつくせるソロキャンプは、なによりのヒーリングレクリエーションなのかもしれませんね。

第1位:料理

キャンプ料理

第1位は、79票で「料理」でした。

焚き火や炭火、ガスコンロの有無を問わず1人で料理にいそしむキャンプ。これもソロキャンプの醍醐味の1つです。

たしかに、普段の生活では自炊をしない筆者でも、ソロキャンプでは凝った料理を作りたくなってしまいます。

それとは逆に、開けた缶詰を焚火の炎でただ温めて食べるなども、ソロキャンプならではのシンプルなおいしさがあるものです。

「メスティン」が流行っていることから、ただ肉を焼くだけでなく、キャンプ料理にも多様性が広がっていると考えられるでしょう。

その他:少数派の楽しみ方は?

その他、少数派の回答はこちらです。

  • 29票:音楽を聴く、動画をみる
  • 27票:自然と触れ合う
  • 25票:読書
  • 7票:キャンプはあくまで宿泊手段
  • 3票:YouTube撮影

音楽を聴いたり動画を見たり、読書をするなど、のんびりと過ごされているのがわかりますね。

回答の中には、「YouTube撮影」や「キャンプはあくまで宿泊手段」という回答もみられました。

ソロキャンプの特別な楽しみ方があるというより、ホテルなどの宿泊施設と同等に捉えている方もいるようですね。

またYouTube撮影といった楽しみ方は、動画SNSやスマートフォンが普及した現代ならではの楽しみ方といえます。

今後挑戦してみたい楽しみ方は?

ソロキャンプのアイテム

今回のアンケートでは、「これからやってみたいソロキャンプの楽しみ方」という内容も聞いてみました!

回答内容はこちらです。

  • 今後やってみたいソロキャンプは、白い幕を降ろして、プロジェクターで映画鑑賞をしたいです。ソロキャンプならではの自由な時間を駆使します。(女性 30代)
  • 思う存分マンガを読む(女性 40代)
  • いつもはテントで寝ていますが、春や秋のちょうど過ごしやすい気温の日にハンモックで寝てみたいです。虫が苦手なのと防犯的な問題があるため環境が整わないと難しいと思いますが、いつかやってみたいです。(男性 40代)
  • ペットを連れて行きたい。(女性 30代)
  • 焚火を眺めながら、パソコンを使い、何か文章を書いたり仕事をしたりしてみたいです。
    自然の中でリフレッシュした気分で、普段とは違う発想が出ると思います。
    あとは、設営や料理等の動画を撮り、一本のキャンプ動画を作ってみたいです。知人などがいると撮影に気を使うので。(男性 30代)
  • ポータブルのビールサーバーを使って大自然の中での生ビールを楽しんでみたいです。軽キャンピングカーを購入してみたいです。(男性 30代)
  • 今後夏は河原でサウナ、冬はワンポールテントで薪ストーブをしてみたいですね。自然の非日常空間に日常を取り込んで快適さを体感して楽しみたいです。(男性 30代)
  • 周りの木などを使った(テントを使わない)キャンプのベース作り(女性 50代以上)

ハンモックやビールサーバー、サウナなど、人によってさまざまな憧れのソロキャンプスタイルがあるようですね。

次の章では、ソロキャンプ経験者の「これだけは外せない自分流ソロキャンプの楽しみ方」をご紹介します!

回答者の方「自分流ソロキャンプの楽しみ方」を紹介

クッカーで料理をする

今回のアンケート結果からもわかるように、ソロキャンプにおける一般的な楽しみ方は、「料理を楽しむ」「焚き火を楽しむ」「ボーッとする」でした。

しかし、あまり人には理解されないとしても、個人的にこれだけは外せないという自分流の楽しみ方を持っている人もいます。

ここでは、そんな少数派の意見をご紹介します。

少数派のソロキャンプでの楽しみ方事例

  • 荷物の効率重視パッキング(30代 女性)
  • 最近はやりのウルトラライトギアなどを利用して、いかに荷物を少なくコンパクトにパッキングできるか。必要最小限で楽しむミニマリストキャンパーとしての楽しみですね。
    数学の問題を自然に囲まれた中でやること(20代 男性)
  • 難解な数学の問題も、自然のヒーリング効果の中で取り組めば、効果的に解いていくことができるのでしょうか。バイクで好きなギアだけを持ってキャンプに行き、あえて自然を楽しまないこと(30代 男性)
  • バイクツーリングを楽しむキャンパーさんの答えですが、「自然の中以外でも楽しめるキャンプ」を楽しむというのも、機動力のあるバイクツーリングだからこその楽しみ方なのかもしれませんね。
    真っ暗な中独りぼっちになる(30代 男性)
  • ベテランキャンパーさんらしいお答え。あえて焚き火もせずランタンすら点けず、大自然の夜の暗闇を全身で味わい尽くすというのは、一種のヒーリング効果がありそうですね。
    行き先を決めず行き当たりばったりでキャンプに行き、不自由さを徹底的に楽しむ(40代 男性)


案外これが、ソロキャンプ究極の楽しみ方なのかもしれません。

筆者の「オレ流ソロキャンプの楽しみ方」

川岸に置いている椅子

ソロキャンプで人気の楽しみ方と、人には理解されにくい自分流の楽しみ方をご紹介してまいりました。

最後に、キャンプ歴30年、ソロキャンプ歴3年の筆者が思う「オレ流ソロキャンプの楽しみ方」をご紹介したいと思います。

それはズバリ「昼寝」です。

基本的に私のキャンプスタイルでは、お酒を切り離すことができません。

日中からキャンプチェアに座ってのんびりとお酒を飲みながら、風に吹かれてうたた寝をする瞬間というのが、何よりも心地よいのです。

今回のアンケート調査では、回答の選択肢に「昼寝」の項目を含めておらず、回答コメントとしてもあげられる方はいませんでした。
しかし、これを読まれている方の中には、この意見に賛同してくれるソロキャンパーさんも多いのではないでしょうか。

いずれはぜひ林間キャンプ場にハンモックを持ち出して、本格的に「うたた寝」をしてみたいものです。

まとめ

キャンプを趣味とする男女132人に聞いたアンケート結果を元に「ソロキャンプの楽しみ方」について、さまざまなご意見をご紹介してきました。

キャンプの楽しみなんて十人十色ですし、それでこそキャンプです。
しかし、他のキャンパーがどんな楽しみ方をしているのかを知ることによって、あなたのキャンプライフに新たな楽しみが加わるかもしれません。

ぜひ今回のアンケート結果を参考にして、誰にも邪魔されない自分ひとりの時間を存分に楽しめるソロキャンプにトライしてみてはいかがでしょうか。


下の記事では、WAQのスタッフ2人で挑戦したソログルキャンのレポートをまとめています!

実際のタイムスケジュールや反省点などもご紹介しているので、ソロキャンプ未経験の方はぜひご覧ください。

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