クーラーボックスの保冷力アップ!かんたんアイデア集を紹介

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夏キャンプや連泊でキャンプを楽しみたいけれど、クーラーボックスの保冷力が不安という方は多いのではないでしょうか。

クーラーボックスの買い替えを検討するのもいいですが、高性能なものは2万円以上の製品が多く、なかには5万円台のものも珍しくありません。とくに、これから買い揃えたいキャンプ用品が多い初心者には、なかなか手が出にくい価格帯です。

そこで今回は「クーラーボックスの保冷力をアップするアイデア」を多数紹介します。

こちらのアイデアをいくつか実践すれば、いつも使っているクーラーボックスの保冷力を大幅アップできますよ。夏キャンプや連泊キャンプの最後まで、衛生的においしい温度で料理・飲み物を楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

WAQでは、最大36時間も保冷力をキープできるソフトクーラーボックスを販売しています。

ファスナーを開閉せずに中身を取り出せるクイック機能付きで使い勝手も抜群。

ご興味のある方は、この機会にWAQ公式ストアをご覧ください。

目次

クーラーボックスはアイデア次第で保冷力アップできる

クーラーボックスの保冷力を守る2つの原則、熱を与えない、冷気を逃さない

猛暑の続く近年、夏キャンプでクーラーボックスの保冷力が足りないと、せっかくのジュースやお酒がぬるくなってしまいます。また連泊キャンプでは、キャンプ中盤でクーラーボックス内がすっかりぬるくなり「卵や牛乳など食材の衛生状態が気になる!」なんてこともおきがちです。

クーラーボックスを何も注意せずに使ってしまうと、キャンプ中に保冷力がドンドン奪われます。逆に下記の2つの原則を守れば、長時間保冷力を保つことが可能です。

  • クーラーボックスに熱を与えない
  • クーラーボックス内の冷気を逃さない

キャンプ上級者にはクーラーボックスを分解したりウレタンを注入したりする強者もいるようですが、今回は初心者向きのかんたんにリーズナブルにできるアイデアばかり集めました。ぜひ、できるものから実践してみましょう。

今回使用するのは、WAQのソフトクーラー「WAQ SOFT COOLERBOX」です。

断熱材に1.5cmのポリエチレンを使った3層構造で、ソフトクーラーながら保冷力が36時間も持続可能。夏キャンプや連泊キャンプにも充分対応できます。

サイズはソロ・デュオキャンプで使いやすい33Lと、ファミリーキャンプにおすすめの42Lの2サイズ展開です。

軽量で、持ち運びに便利なショルダーベルト付き。キャンプはもちろん、海水浴やピクニック、スポーツ観戦などのレジャーにもおすすめです。

また分厚い断熱材によって衝撃にも強く、中身を整理しやすい仕切り付き。キャンプで使わないときは、大切なギアの収納ケースとしても活躍しますよ。

使わないときはコンパクトに折りたためるので、収納場所を取りません。車に常備しておけば普段のお買い物でも使えます。

クーラーボックスの保冷力をアップする10のアイデア

クーラーボックスの保冷力アップ!10のアイデア

ここからは、普段使っているクーラーボックスの保冷力をアップする、かんたんかつリーズナブルにできる10のアイデアを紹介します。できそうなものからぜひ実践してみましょう。

アイデア1 クーラーボックス内をあらかじめ冷やしておく

凍らせたペットボトルを入れたクーラーボックス

とくに暑い時期は、使用前のクーラーボックス内も温度が高くなっています。クーラーボックス内が高温だと、保冷剤の保冷力がボックス内の温度を下げるのに使われてしまいます。

食材を入れる何時間か前に保冷剤を入れて、あらかじめクーラーボックス内の温度を下げておきましょう。凍らしたペットボトルを保冷剤代わりにする方法もあります。

アイデア2 食材や飲み物を凍らして保冷剤代わりに

保冷剤の代わりになるペットボトルや食材

お茶やジュースなどのペットボトル類・肉・魚介類などは凍らせると、保冷剤の役割も果たします。冷凍可能でキャンプ場到着後すぐに料理に使わないものは、できるだけ凍らせて持っていきましょう。冷凍食品を上手に利用するのもおすすめです。

なお、クーラーボックスは食材の冷たい温度を保つ機能はあっても、常温のものを冷やす力はありません。

ビール缶・野菜・果物

常温の食材を入れると、食材のもつ熱がクーラーボックス内の空気に伝わります。クーラーボックス内の温度を上昇させないために、常温の飲み物や野菜などはあらかじめ冷蔵庫で冷やして、できるだけ冷たい状態で入れるようにしましょう。

アイデア3 保冷力の高い保冷剤を使用する

2つ並べた保冷剤

アウトドアブランドやホームセンターでは、一般的な保冷剤より保冷力の高い保冷剤が販売されています。

保冷力の高い保冷剤は凍らすのにも時間がかかりますが、溶けるのにも時間がかかるため、長時間保冷力をキープ可能です。一般的なものよりやや価格は高くなりますが、その分、高い保冷効果を期待できます。

アイデア4 保冷剤・氷・冷凍品を上のほうに置く

保冷剤を入れたクーラーボックス

冷気は空間の下のほうにたまる性質があります。そのため、クーラーボックスの底にだけ保冷剤を置いてしまうと、上のほうに冷気が行き渡らなくなります。

クーラーボックス全体を冷やすためには、保冷剤は底だけでなく、食材の上に置いたり、食材の隙間に立てたりしましょう

アイデア5 連泊キャンプでは板氷を買い足すと保冷力が続く

板氷を入れたクーラーボックス

夏の連泊キャンプでは、キャンプの途中で保冷剤の効果が切れてしまうことがあります。キャンプ場の売店・コンビニ・スーパーなどで追加の買出しが可能なら「ロック氷」ではなく「板氷」を買い足すのがおすすめです。

大きな塊の板氷は「ロック氷」よりもずっと溶けにくいため、保冷時間をかなり伸ばすことができます。

アイデア6 クーラーボックスは日陰に置く

クーラーボックスに直射日光が当たると、クーラーボックスの外側が温まります。外側の熱は内部まで伝わり、結果、保冷力が下がってしまいます。

そのためクーラーボックスは必ずテントやタープ下の日陰に置いて、直射日光による温度上昇を防ぎましょう

タープなどの日陰に置くと温度上昇を防げる!、直射日光を当てるのはNG

キャンプ場だけでなく移動の車の荷室スペースでも、直射日光を避けたほうが温度上昇を防げます。他の荷物の下など、できるだけ日陰になる場所にクーラーボックスを積み込みましょう。

日陰の確保に役立つのがタープ。WAQでは、初心者でもかんたんに設営できる、オールインワンタイプのヘキサタープを販売しています。

WAQのタープ

濃い影を作れるTC素材で水や熱にも強いから、突然の雨や焚き火の火の粉が飛んでも安心。

アレンジ張りに便利なハンガーテープ付きなので、小川張りなども自由に楽しめます。

ご興味のある方はぜひこの機会にWAQ公式ストアをご覧ください。

アイデア7 クーラーボックス台で地面から離す

WAQ SOFT COOLERBOX

キャンプ場の地面は、たっぷり日光を浴びて温まっています。そのため地面にクーラーボックスを直置きすると、地面の熱が伝わってクーラーボックス内の温度も上がり、保冷力が低下します。

クーラーボックスは地面に直置きするのではなく、以下のアイテムを使って、地面から離すようにしましょう。

  • クーラーボックス台
  • ミニテーブル
  • スツール
  • ベンチ

台などに置くことでクーラーボックス下の風通しがよくなり、より温まりにくくなります。また、直置きより高さが出るので、食材の出し入れがしやすくなるメリットも生まれます。

アイデア8 アルミシートを効果的に使う

アルミシート

「アルミニウム」は熱を反射する力に優れた素材です。100円均一やホームセンターで販売されているアルミシートを上手に使って、保冷力アップできるアイテムを作ってみてはいかがでしょうか。

クーラーボックスにアルミシートを被せた様子

上の画像はアルミシートで作ったクーラーボックスカバーです。アルミシートが外気の熱を反射するので、カバー内の温度上昇を防ぎます。

クーラーボックス内にアルミシートで内蓋をする

こちらの画像はアルミシートで作った内蓋です。アルミニウムがクーラーボックス内の冷気を反射して、外に逃げるのを防ぎます。内蓋にするときは、アルミ面が下になるように敷きます。

アイデア9 クーラーボックスを二重で使う

クーラーボックスは外気温を遮断するほど、保冷力をキープできます。

サイズ違いのクーラーボックスを二重で使う

保冷力に不安があるクーラーボックスでも、2つ重ねれば保冷力をアップできます。サイズ違いのクーラーボックスを複数お持ちなら、試してみたいアイデアです。

保冷バックとクーラーボックスを重ねて使う

重ねて使えるクーラーボックスがない場合は、100円均一などの保冷バッグや簡易的なクーラーボックスを使うのもおすすめです。

上の画像のように、内側・外側どちらのクーラーボックスにも食材を入れる場合は、外側だけでなく内側にも保冷剤を入れるのを忘れないようにしてください。

内・外どちらにも食材を入れる場合は保冷剤を忘れないように!

内側のクーラーボックスには、ビールなど、とくに冷たさを長くキープしたいものを入れておくのがおすすめです。短時間であれば、アイスを持ち運ぶことも可能です。

アイデア10 クーラーボックスの開け閉めを最低限にする

クーラーボックスの蓋を開けて食材を取り出す手元

クーラーボックス内の温度上昇の大きな原因は、食材を出し入れする際のフタの開け閉めです。開け閉めの回数や時間が多いほど、クーラーボックス内の温度は上昇します。

フタを開けたまま、何を取り出すか悩んでいるとドンドン冷気が逃げていくことに。フタを開ける前に取り出すものをあらかじめ決めておくと、開ける時間を短縮できます。

食材や飲み物を入れたクーラーボックス内

またクーラーボックス内がゴチャゴチャになっていると、必要な食材がどこにあるかわかりにくく、取り出すのに時間がかかります。食材はできるだけ整理して収納し、どこに何があるか一目瞭然にしておきましょう。

上の画像は、右から「飲み物」「1日目の夕食」「2日目の食材」と分けて収納した様子です。

今回の撮影で使用したWAQのクーラーボックスは、クーラーボックス内の整理に便利な仕切り付きです。飲み物と食材、または作るメニューごとなど、中身を分類できます。食材の位置を把握しやすいので、迷うことなく短時間でサッと取り出せます。

クーラーボックスの2つ使いもおすすめ

2つのクーラーボックスに食材や飲み物を入れた様子

クーラーボックスを複数持っているなら、2つ使いもおすすめです。「飲み物」と「食材」などに分けて入れると、1つのクーラーボックスを開ける回数や時間をかなり減らせますよ。

分けて入れることで、どこに何があるかわかりやすく、フタを開ける時間が短くなります。

クーラーボックスの天板の蓋から食材を取り出す手元

WAQのクーラーボックスは、食材をパッと取り出せて、フタをサッと閉められる便利なクイックアクセス機能付きです。面ファスナーで短時間で開け閉めできるため、ボックス内の冷気を逃がしません。

クーラーボックスの保冷力をアップさせて最後まで冷え冷えをキープしよう!

夏キャンプや連泊キャンプで気になるのが、クーラーボックスの保冷力です。中の温度が下がってしまうと、冷たい飲み物や食べ物を楽しめないだけでなく、食材が傷む原因にもなります。

「クーラーボックスに熱を与えない」「クーラーボックス内の冷気を逃さない」という2つの原則を守れば、クーラーボックスの保冷力アップが可能です。

今回紹介したアイデアは、かんたんかつリーズナブルに実践できるものばかりです。ぜひできるところからトライして、いつものクーラーボックスで安全においしくキャンプ料理や飲み物を楽しんでくださいね。

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