【0から始める登山】登山前の準備、登山時に気を付けることまとめ

「山登りがしたい!でもなかなか行く勇気がない…」

そんな人もいますよね。

でも大丈夫!
しっかり準備と心づもりさえしておけば山でのトラブルは最小限に抑えられます。

この記事では登山前の準備や、登山時に気を付けることについてまとめました!

万全に準備して、当日は快適で安全な登山を楽しみましょう♪

登山前に準備すること5つ

(1)必要な道具を揃える

登山をすることを決めたら、必要な登山道具は買いそろえるようにしましょう。

低山や道が整っている山なら本格的な登山道具はさほど必要ないかもしれませんが、通常の登山ではトレッキングシューズやバックパックなどは道具は必須です。

後に「最低限必要な登山道具リスト」をまとめているので参考にしてみて下さい^^

(2)ガイドブックやHPで情報収集

まずは情報収集のために、ガイドブックやHPを活用しましょう。

実際の登った感じがどうなのか知りたい場合は、HPで体験談を掲載している方も多いので、調べてみると参考になります。

またガイドブックの情報は正確性があり、詳しい周辺情報なども載っているので、ある程度行きたい場所が決まったら参考にしてみるとよいでしょう。

(3)行きたい山が決まったらコースを選択

山頂までは、たいてい複数のコースでアプローチできます。

それぞれのコースによって難易度や歩行時間が変わってくるので、前もってどのコースで登るのかは決めておきましょう。

参考にする地図は「山と高原地図」がおすすめです。
コースの目安タイムや水場、小屋などの詳しい情報が記載されているので、とても使いやすい地図です。

(4)登山計画を立てる

登山において計画立てはとても重要です。

なぜなら日が落ちるまで(目安は16時ぐらいまで)に下山したり、目的地に到着する必要があるからです。
日が落ちてからの歩行や無計画な登山は遭難の原因になるので絶対にやめましょう。

登山計画のポイントは4つあります。

ポイント① 無理のない計画を立てる

例えば山と高原地図には目安タイムが記載されているのですが、これはあくまでも歩行時間。休憩時間は考慮されていません。

私の場合50分歩行で5~10分ほどの休憩をはさむので、このような休憩時間を含めてどれくらいの時間がかかるか計算しましょう。

また日が落ちるまでには下山、あるいは目的地に到着しておきたいので、16時ぐらいの到着を目安に余裕を持った登山計画を立てましょう。

ポイント② 山に着くまでの移動手段・時間も考慮する

山までは公共交通機関を使う方もいると思いますが、山にアクセスする公共交通機関は運行数が少ない場合が多いです。

下山したときには既に最終便が終わっていた…なんてこともありえるので、公共交通機関の場合はどの時間に下山して何時の便に乗るかや、もしその便を逃してしまった場合はどうするかなども考慮に入れておきましょう。

ポイント③ 水場やトイレ、山小屋などの情報を収集しておく

登山前に絶対チェックしておきたいのは、トイレや水場の情報です。

トイレが全くない山であれば、山に着く前に済ませておかなければなりません。

また水場が途中にあることを把握しておけば、飲料水が無くなっても水場で注げばいいので安心です。

小屋泊、テント泊をする場合も当然ですが水やトイレのことも含め前もって情報収集しておきましょう。

ポイント④エスケープルートを考慮する

低山や日帰り登山ではさほど考えなくてもよいですが、北アルプスなど高い山を何泊かで縦走する場合は、トラブルがあった際にどのルートで下山するかも考慮した方がよいでしょう。

(5)登山計画表を用意する

登山計画表とは登山の参加者や日程、行程などを書類にまとめたもの。

計画を明確化することと同時に、万が一の遭難やケガに遭った場合の捜索や救助活動への備えとして警察署や山域の案内所などに提出します。

低山や日帰り登山ではそこまでする必要は無いかもしれませんが、念のため家族や身近な人には登山行程を伝えておくべきです。

これだけは必要!揃えるべき登山道具リスト

登山をするにあたって最低限必要な登山道具リストです!(日帰り、小屋泊の場合)
少なくともこれらだけは準備して臨みましょう。

バックパック

山歩きの時に最も大きな面積で長く体に密着している道具がバックパック。
自分の体に合うもの、山歩きを快適にしてくれるものを選びましょう。

ポイントは軽くて、体にフィットするものを選ぶことです!
あとは背面にメッシュパネルがあると通気性が良く汗が逃げやすいのでおすすめです。

登山靴

登山靴はバックパックと同じぐらい山での快適さを左右する重要なアイテムです。

ポイントはフィット感とソールの硬さ、あとは防水性があるものを選ぶことです。
登山靴を買うときは専門店で店員さんに相談しながら自分に合うものを選ぶと良いでしょう。

登山用の服装

服装も登山中の快適さを左右します。

下着やTシャツなどでおすすめの素材は、乾きやすいポリエステル。
登山中は汗だくになってしまうので、綿などの乾きにくい素材は汗が冷えたときに体温を奪うため、おすすめしません。

そして寒くなった時に羽織れるような防水透湿性のウィンドブレーカーもあるといいと思います。
防水透湿素材は内部にたまった湿気は外に逃し、外部からの水は中に通さないので、まさに山ウェアに最適な素材です。

地図、コンパス

登山中は地図とコンパスを頼りに道を歩きます。

おすすめの地図は『山と高原地図』
コースの難易度や目安タイム、山小屋や水場の位置、アクセスできる公共交通機関などの情報が掲載されています。

登山計画を立てる際にも参考になるのでおすすめです。

また山と高原地図は携帯アプリでも手に入ります。
携帯アプリのメリットは、GPSと地図が連携しているので、即座に現在地が把握できること!

私は比較的方向音痴なので、いつもこの地図アプリに助けられています。
ただしアプリ版は携帯のバッテリー次第なので、山で連泊する場合は紙の地図があったほうが良いと思います。

水は必須です。
山によってはなかなか水場がないところもあるので、登る前は水場がどこにあるかもきちんとチェックしましょう。

個人的には1日最低2リットルは必要だと思います(料理をする場合ならもっと必要)。

レインウェア

雨が降らなさそうな場合でも念のためレインウェアは持っていきましょう。
なぜなら山の天気は急に変わることがあるからです。

おすすめの素材は防水透湿性。
内側の蒸れを外に逃し、外からの水は防いでくれます。

バックパックのレインカバー

バックパックのレインカバーはバックパックと一緒に必ず買うようにしましょう。

雨が降ればバックパックも濡れないようにカバーが必要です。
バックパックのレインカバーはバックパックのサイズに応じてあるので、サイズを間違えないように購入しましょう!

ヘッドライト

万が一遭難した時や、日が暮れてから行動しないといけない場合に、ヘッドライトがあると非常に便利です。

山用の小型ヘッドライトはいろんな種類があるので、なるべく電池持ちが良さそうなものを買うと良いでしょう。

行動食・非常用食料

行動食は休憩中などの栄養補給に必要です。

ちなみに私は飴を持っていくことが多いです。
歩いていると酸っぱいものが欲しくなるので、レモン飴、梅飴などがおすすめですよ。

また、いざという時の非常用食料としてカロリーメイトやチョコレートなど、軽くてカロリーがあるものも持っていきましょう。

エマージェンシーキット

緊急時に最低限必要なものを収納します。
例えば絆創膏、包帯、ガーゼ、鎮痛剤、エマージェンシーシートなど。

エマージェンシーシートは防寒保温ができる簡易的なシートで、安いものだと500円程度で手に入ります。万が一遭難した場合を考慮してあると安心です。

登山時に気を付ける8つのポイント

(1)荷物が重くなりすぎないように気を付ける

登山時にありがちなのが、「あれもこれも必要かも」と思って荷物を多くしてしまうことです。

快適な登山を楽しむには、荷物の軽さがとても重要。
少しでも荷物を軽くできるように、バックパックなどの大きな道具は軽量のものを選んだり、洗顔用具やトイレットペーパーなどの小物も必要最低限の量をジップロックなどに入れて持っていくようにしましょう。

(2)小幅でジグザグ歩く

登山でやりがちなことは、最初の元気な時に大股でグイグイ登ってしまうこと。
この登り方では最初はよくても後々ばてて脚が上がらなくなってしまいます。

おすすめの登り方は、「小幅でジグザグ歩く」ことです。
山では大きな段差がありがちですが、中でも段差が小さい場所を選んで小幅でちょこちょこ、左右にジグザグしながら登ります。

そうすると脚の疲労度が軽減されるので、最後までばてずに登ることができますよ。

(3)定期的に休憩を取る

歩行中は定期的に休憩を取るようにしましょう。
目安は50分歩いたら5~10分休憩です。

最初は体力があるからといってガンガン歩くと後からばててしまうこともあるので、体力を持続させるためにもこまめな休憩を意識的に入れていきましょう。

(4)目安タイムと地図のポイントを確認しながら歩く

例えば山と高原地図には、分岐などのポイントごとに目安タイムが記載されています。

つまり目安タイムを過ぎてもポイントに着かない場合は、道を間違っているかポイントを見落とした可能性があります。

少しでも不安を感じたら必ず立ち止まって地図とコンパスを使い、現在地を確認するようにしましょう。

おすすめは「山と高原地図」のアプリ版を使うことです。

アプリ版の地図であれば、GPS機能が付いているので、即座に現在地を把握することができます。山初心者さんにもおすすめです(ただし携帯のバッテリー切れに注意)。

(5)日焼け対策は万全に

山の上は平地と比べて太陽に近いので、紫外線も強いです。
たとえ冬だからといって油断して日焼け対策をしないと、後で赤みが出て痛い目にあうかも…。

特に日焼け止めを塗り忘れがちなのは耳や唇、首の後ろなど。
あと頭皮も焼けやすいので帽子をかぶったり頭皮用の日焼け止めスプレーで対策するなどしましょう。

また、日焼け止めは汗で落ちてしまうので、行動中の塗り直しはマストです。
下山後は熱を冷ましたあとに保湿をしてしっかりケアしましょう。

(6)山中ではバッテリー切れが早い

山中で携帯のバッテリー切れが早くなる理由は2つあります。

1つ目の理由は電波が通じないところがあるから。
電波が通じないところで通信ONにしていると、携帯は電波を探し続ける状態になるので、普段よりもバッテリー切れするのがかなり早くなってしまいます…。
なので、必要ないときには通信をOFFにしておくことをおすすめします。

ちなみに、モバイルデータ通信をOFFにしてもGPSは利用できます
私はアプリの地図を利用することが多いので、いつも通信はOFF、GPSはONにして利用しています。

2つ目の理由は気温が低いから。
夏場は大丈夫だと思いますが、冬場気温が低い場合はバッテリー切れが早くなります。
いざというときのために携帯充電器や予備のバッテリーを持っていくようにしましょう。

(7)山中では夏場でも冷え込むことがある

真夏だから大丈夫だと思って何の防寒着も用意しないのは賢明ではありません。

山中では夏であっても冷え込むことが多々あります。
例えば風が吹き抜ける尾根や山頂は、日が照っていないと寒いことがありますし、特に夜は平地と比べてかなり冷え込みます。

気温差を考慮して、羽織れるフリースなどを用意していくことをおすすめします!

(8)時には諦めも肝心

山中では、天気が劇的に悪化することがあります。

そんな時は何よりもご自身の安全を重視してください。
特に雷の音が聞こえ始めたら、そのまま登り続けるのは大変危険です。

雷は少しでも高いところに落ちるので、即座に下山するか、近くに避難小屋などがあれば小屋に逃げ込んで待機しましょう。

また、体調が悪いときに無理して登り続けるのも危険です。
体力的に厳しいと感じた場合は下山するのも必要な判断です。

登山時に起こりうるトラブルと対処法は?

遭難、道迷い

山で道に迷ったときは引き返して分かるところまで戻りましょう。
あるいは見晴らしのきく尾根などに登って周囲を探索します。

それでも道が分からなければ動かない方が良いです。
むやみに下山しようとすると体力を失ったり、本当に深刻な遭難繋がりかねません。

天候の急変に備えてレインウェアとバックパックのレインカバーは持っていくようにします。
またバックパックの中は防水の袋で服や小物を包んでおくと、浸水しても濡れないので安心です。
泊まりの場合は、予備の服があると濡れても着替えることができるので、用意しておくと良いでしょう。

雷は少しでも高いものを狙って落ちてきます。

ですので、雷が鳴っている場合は即座に下山することが大事です。
山頂や尾根に立つのは一番危険なので、せめて森の中に逃げ込みましょう。

ちなみに木からは4メートル以上離れていないと側撃雷を受ける可能性があるので注意。

近くに小屋などの建物があれば中に避難して一時待機するのがベストです。
大事故を防ぐためにも、自然の力を甘く見ないようにしましょう。

熱中症

熱中症はめまいや頭痛、だるさ、吐き気、しびれなどの症状を引き起こします。
特に初夏や、梅雨明け、夏休み明けなど、体が暑さに慣れていないのに気温が高い日中に発症しやすいです。

熱中症になった場合の対策は、涼しい場所に移動し、濡れタオルなどで顔を冷やし、塩分や水分を補給します。
予防策としては、水分をこまめに補給し、のどが渇いていなくても定期的に水を飲むようにします。

虫・動物

■スズメバチ
もしスズメバチに刺されてしまった際には、ポイズンリムーバー等を使って毒を絞り出したうえで洗い、抗ヒスタミン軟膏を縫って安静にします。
その後は病院へ直行しましょう。

■毒蛇
もし毒蛇に咬まれてしまった場合、まずは咬まれた傷口より心臓に近いところを縛り上げ、毒が回るのを遅らせます。

慌てて走ったりすると毒が全身に回りやすくなるので冷静に対処しましょう。

次に、傷口から血を絞り出すようにして毒を体外に出します。
可能であれば水鉄砲式の「ポイズンリムーバー」を利用しましょう。口で吸い出すのは厳禁です。口内の傷口から毒が回る恐れがあります。

その後は病院へ直行しましょう。

■マダニ
マダニは人間や動物を吸血して繁殖します。

マダニは他のダニと比べて体が非常に大きく、通常時でも2㎜~3㎜程度。
肉眼でもはっきり確認できます。

吸血後は風船のように膨れ上がり、なんと1㎝近い大きさになるものもいます。

マダニに咬まれた場合は、無理やり引きはがしてはだめです。
マダニの口器が皮膚の中に残ってしまい、化膿することもあります。

咬まれているのを見つけたら、すみやかに皮膚科などの医療機関でマダニの除去や消毒などの適切な処置を受けましょう。

■熊
熊は主に北海道や本州、四国の山地に生息しています。

実は案外小心者で、人間を恐れています。
ですので、熊鈴やラジオ、話し声などで人間の存在を知らせれば熊のほうから避けてくれます。

もしそれでも熊に出会ってしまった場合に備えて、唐辛子入りの熊撃退スプレーを護身用に持ち歩くのも良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

登山はハードルが高いと思い込んでいる方がいますが、準備と安全確認をしっかりすれば、思ったよりも楽に、危険を感じることなく登ることができます。

ただ体力が持たないとせっかくいい景色でも楽しめないので、まずは日々の体調管理に気を付けて、無理ないペースで登山を楽しんでください♪

WAQオンライン公式ストア

WAQオンライン公式ストア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA