おしゃれ料理に挑戦してみよう!スキレットの特徴

キャンプやアウトドアが好きな方にとっては、”スキレット”や”ダッチオーブン”という言葉は一度は聞いた事がありますよね。最近だとおしゃれなカフェやグランピング施設で出される料理にも使われているこの”スキレット”。
一般的なフライパンとの違いや、使う前の注意点など、スキレットについて知っておきたいことを今回はご紹介します。

・スキレットとは?

簡単に説明すると加熱した鉄を型に流し込んで作成する”鋳鉄製品”の一種です。鋳鉄清貧といえばスキレットやダッチオーブンなどの洋風な調理器具を思い浮かべるかと思いますが、日本でも昔から使われている南部鉄器(大河ドラマなどで出てくる囲炉裏に吊るしているあれ)も鋳鉄製です。意外と日本でも馴染みのある調理器具なんですよ。

キャンプでよく使われるスキレットは、アメリカで100年以上もの歴史がある「LODGE社」製のものが有名ですが、各アウトドアメーカーからも発売されていますし、最近ではあのニトリでも低価格でスキレットが販売されているため、より身近になってきたのではないでしょうか?

・購入後にはシーズニングをしよう!

基本的に鋳鉄製の調理器具はそのままでは使うことができず、”シーズニング”という作業が必須になります!
シーズニング不要として販売されているLODGE社製のような製品もありますが、使った後の手入れ作業の際に結局は行わなければならないので、ぜひ覚えておきましょう。
シーズニングの方法にも色々ありますが、今回は自宅でもやりやすい方法をご紹介します。

1.製品自体をよく洗う
店頭に並んでいる製品には、出荷時に錆つき防止のワックスが塗布されていることがほとんどです。
洗剤とたわしでしっかりとこのワックスを落としきってしまいます。

2.残ったワックスを焼き切る
スキレットを火にかけてからしばらくすると、洗剤で落ちきらなかったワックスが気化して白い煙が上がってきます。
煙が完全に出なくなるまで火にかけ続け、製品自体が黒くなってきたら火からおろします。

3.油を塗布していく。
火から下ろした後、スキレットが冷めきらないうちに油を満遍なく塗り、もう一度煙が出なくなるまで火にかけます。
この作業を3~4回ぐらい繰り返し、油の層を作り上げていきます。
製品のサビ防止目的もあるため、フチ部分や取っ手などにも油を塗ることを忘れずに行いましょう。

4.クズ野菜で炒める
“油を塗る”→”焼き切る”→”油を塗る”→”焼き切る”

この作業を何度か繰り返した後、匂い止めや匂い消しの為に油をひいて香りが強めの野菜、セロリや人参、たまねぎなどを炒めます。
そして野菜を炒め終われば、スキレットから野菜を取り出しもう一度油を薄く塗ってスキレットを完全に冷まします。
※この時に使用した野菜はもったいないですが食べないようにしましょう。そのため、新しい野菜ではなく調理時に余ったクズ野菜を使うことをオススメします!

ここまでの工程が”購入したスキレットを最初に使う前のシーズニング”となります。
使用後は、洗剤を使わずに汚れを落とす→焼き切る→油を塗るという作業を忘れずに行いましょう。
スキレットに限らず鋳鉄製品は基本的に洗剤の使用しないように気をつけましょう!

・スキレットを使う上での注意点

火傷に注意
調理中にスキレットを触る時には、必ず鍋つかみや革手袋を使って触るようにしてください。
一般的に販売されているフライパンと違って、スキレットは取っ手部分までも鉄でできているため素手で触ると火傷します。いつもの癖で無意識に手が出てしまわないように注意が必要です!
安全に使用するためには、取手にスキレットカバーを常に付けておくのが良いですが、常に付けておくとカバー自体が焦げてしまうため、鍋つかみや軍手、耐熱グローブを使う方がオススメです。

熱い状態で冷水をつけない
熱々に熱したスキレットを急に冷やしてしまうと割れる可能性があります。シーズニングなどの作業には、スキレットの粗熱を冷ましてから行うようにしましょう。
ガラスに急な温度変化を加えると割れてしまように、熱で分子が膨張して歪みが生じてしまうことが原因です。
スキレットは熱変化にそこまで弱いわけではありませんが、熱々の状態から急に水につけることは避けたほうがいいでしょう。

・スキレットの美味しさの秘密

抜群の熱制御力
鋳鉄製の器具は他の調理器具と比較して温度のムラが少ないのが特徴です。ずっしりとした重さを感じるほどの肉厚な作りが、一度温まると熱が持続する保温力のため、優れた熱制御力で、しっかりと素材のおいしさを引き出すことができます。

温度が下がりにくくムラも少ないので、初心者の方でも高温で一気においしさを封じこめたり、弱火のじっくり料理を行うことが可能です。

圧力鍋のような調理法が可能
同じ鋳鉄製で作られた重たい蓋をしっかりと閉じることで圧力がかかり、固めの素材でもじっくりと柔らかくなるまで調理できます。煮込み料理や、蒸し焼き、無水・無油料理もおいしく作ルことができる万能さも魅力の一つです。

上からの過熱も可能
蓋をしっかりと熱してからかぶせれば、上下から安定した熱源でしっかりと加熱できるため、オーブンを使用して作るようなグリル料理もおいしく調理することが可能です。

スキレットは大きさが丁度よいサイズのものが二つあれば、蓋がなくても片方で調理し、もう一つを熱で温めて蓋として被せれば、上から熱を加えることも可能です。

・まとめ

一見すると使うのにハードルが高そうなスキレットも、お手入れさえきちんと覚えておけば簡単に使いこなせます。
初心者の方や初めてスキレットを購入する方は、手に入れやすい低価格のスキレットから購入するのがおすすめです。

キャンプで作るいつもの料理が見違えるほど美味しくなるスキレット。
まだ一度も使ったことがない方は挑戦してみる価値アリですよ!

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