ちょっと使うのに最適!アルコールストーブの魅力

今回はガスバーナーに比べるとあまりなじみのないアルコールバーナーについてご紹介いたします。
アルコールバーナー(ストーブ)の歴史は意外と古く、50年以上も前には基本的な構造が確立されていた、歴史が深い登山用・アウトドア用バーナーです。アルコールバーナーの特徴はなんといっても軽量で使い方が簡単なこと!
そのためソロキャンパーや積載に限りがあるツーリングにおすすめです。

・燃焼する仕組み

アルコールバーナーが燃焼する仕組みはとても簡単です。燃料であるアルコールを燃やし、その上に置いたものを温めていきます。順番に説明していくと、
1バーナー内部に注いだ液体アルコールにマッチなどで点火します。
2.アルコールバーナー全体の温度が上昇していきます。
3.温度の上昇に伴って、液体アルコールが気化していき圧力がかかっていきます。
4.圧力が一定以上かかってくると、ストーブ本体に空いている穴から気化したアルコールが噴出します。
5.空気穴から噴出したアルコールに中央部分の炎が引火することで着火します。
6.着火してから少し待つと調理が可能な安定した火力になります。

と、構造自体がシンプルなため、着火の方法もすごく簡単になります。

・アルコールバーナーの特徴

アルコールバーナーは燃料にドラッグストアなどでも販売されているエタノールやメタノールを使用するアウトドア用コンロです。アルコールストーブとも呼ばれますが、どちらも同じ商品のことを指しています。アウトドア用として販売されているバーナー類の中では最も小型・軽量で持ち運びに便利ですし、シンプルな構造のため破損しにくくなっています。

メリット

軽量・コンパクトである
一番のメリットは本体自体がコンパクト・軽量なことです。
小さいものだと、片手にすっぽりと納まってしまうぐらいコンパクトなため、バーナーとガスカートリッジを合体させて使用するガス式に比べて収納スペースにも余裕が生まれます。
また、ガスバーナーの重量が約300~470gなのに対してアルコールバーナーは軽いものだと30gです。
燃料となるアルコールと一緒に携帯したとしても大幅な軽量化になります。

意外と火力が強い
ガスバーナーに比べると小柄な見た目をしていますが火力はなかなかのもので、本格的な調理には向きませんがお湯を沸かす、ごはんを炊くといった程度のことなら十分にこなしてくれます。
小型のため携帯性に優れるので、登山やツーリングなどのソロでいくことが多い活動の時に活躍するほか、デイキャンプなどのそこまで火力を必要としない場合にも活躍します!
ガスに比べて火力はやはり劣ってしまうため、ファミリーキャンプには不向きな印象ですがサブ的なポジションでも使用することができます。

シンプルな構造な分故障の心配が少ない
液体アルコールを入れて燃やすだけ、という構造がとてもシンプルなためガス式に比べて壊れるリスクも低くなります。
壊れてしまうリスクが低いということは、余程の長期キャンプや長旅の場合などではない場合予備を持っていく必要がなくなるため、荷物量全体の軽減につながります。

燃焼時でも静か
ガス式には無いアルコールストーブだけのメリットとして、燃焼時の音がほとんどない点が挙げられます。
ガス式やガソリン式の燃焼音もアウトドア感や存在感があるので趣がありますが、無音のアルコールストーブは雰囲気を壊さずに落ち着いた時間を演出してくれますし、使う時間帯で周囲の方に気を使う必要もありません。

デメリット

ガスバーナーに比べて凡庸性がない
ファミリーキャンプなどで使用するには火力が足りません。
また、効率を優先的に考えるのであれば間違いなくガスバーナーには劣ってしまいます。
湯沸かしの時間だと、ガスバーナーを使用した方が格段に早く、アルコールバーナーだと沸騰する位までにそれなりの時間がかかってしまいます。
より手早く・また高火力での調理を必要としている方にはオススメできないです。

安全性に少し不安がある
火の色が薄いため明るい時間帯に使用すると、火が見えにくい場合があります。
マッチやチャッカマンを使って点火すると、ボッという点火音が聞こえるんですが、周りが明るいため全然炎が見えないなんてこともあります。
本当についているかわからないため誤って手を伸ばしてしまい火傷、なんてことにもなりかねません。
また液体のため点灯してしまうと延焼の恐れもあるため、そういう部分での安全性が少し心配になります。
お子様連れのキャンパーの方は使用を控えた方がいいでしょう。

その他の付属品を購入する必要がある
大体どのメーカーから販売されているアルコールバーナーも五徳を別に準備しないと使い物になりません。
更に風防も用意しておかないと効率良く燃焼させることができません。風防で風をある程度遮断することでアルコールの気化を助けて火力を強めるんですが、風防を用意しておかないと火力が弱くて話にならなそうです。
別々に用意するのもいいですが、五徳と風防を併用できるものも販売されているので一度確認しておくといいでしょう。

まとめ

以上がアルコールバーナーの特徴やメリットデメリットをゴヂョ迂回しましたがいかがでしたか?
ファミリーキャンパーやがっつりと調理をしたいキャンパーの方には不向きなアイテムかもしれませんが、
故障の心配も少ないため、一つのアイテムをずっと長く使っていきたい方には非常にオススメのアイテムになります。
ガスバーナーなどに飽きてきてちょっと人とは違ったアイテムを探している方はこの機会に使ってみてはいかがですか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA